コロナ禍のアラフィフ、教習所へ通う -技能初回 + 学科2 -

入校式後の初登校は日曜朝イチのコマから。起きられるかどうかだけが心配だったのですが、出発1時間半前の5時半に目覚めました、二度寝しないように必死でした。で、朝ごはんを軽く食べて身なりをアレして出発。日曜朝7時台の山手線って7分間隔とかの上に途中駅での停車時間が結構あったりするので、平日通勤時の感覚でギリギリに行くと遅刻しかねないです。で、到着したらアルコールで手指消毒、カメラの前に立って検温して、配車機にICタッチして配車券ゲット、原簿機にもICタッチして背後の受付で教習原簿を受け取って模擬運転教習室前の廊下で待機。教習開始の25分前くらいについてしまったのでまぁまぁ時間持て余しました。少し経つと原簿を持った教習生が男女一人ずつ廊下に来ました、どちらも大学生っぽい感じ。男の方、あんな「ドサッ」って座る癖付けてると就職とかで心証悪いよ?とか思ってみるのは、もう自分が老害だからですかね…。

時間ちょっと前になるとたぶん私と同じくらいの年代かな?という感じの女性の教官が一人…教習生の前をスルーして教室内を一通り軽く清掃してから(模擬運転教室はガラス張りなので廊下から様子が見える)招き入れます。模擬運転の装置、トレーチャーっていうらしいですが三菱プレシジョンのDS-3100というやつでした。この日は教習生3人に教官1人ですが、説明は画面の映像と音声で全部出ますからそれで足りるみたいです。基本的には座席調整・シートベルト・アクセル・ブレーキ・ハンドル・シフトレバー・サイドブレーキ・方向指示器レバー・ワイパーレバーとかの名称・操作を覚えるのがこの日の目的みたいです、ちょっと興味のある人なら知ってる話かと思いますが映像の説明がまぁまぁ速いのでボーッとしてると置いてかれます。後半にシミュレーションで走らせるのですが、普通にまっすぐ走らすのも結構難しいです、 Euro Truck Simulator 2 を120時間以上プレイしてる私が言うんだから間違いないです。教習所内みたいな割と短い周回コースで「40km/hを維持」とか言われるので加速したら送りハンドルを駆使しないととても曲がりきれないカーブが来たりします、ガリガリ音はしませんでしたが私かなり外周にこすってました。それ以外にも「15km/hまで加速」って出たから徐々にアクセル踏み込んでいって15km/hになった瞬間に「30km/hを維持」とか結構天の邪鬼です。もしかすると所謂「バンバン制御(*)」な運転を想定しているのかもしれません。とはいえ、シミュレーションの内容は特に関係ないらしく初めての技能教習は終了。最後に補足として「最近教習車の更新があって新しいカローラになってエンジン始動はキーを回すのではなくボタンになってます」なんてお話が。他の二人はこのあとの教習がなかったのでそのまま退出しましたが、私は直後に学科を予約してるので原簿を返してもらって次の教室へ…。あとで「トレーチャー」でググったら「トレーチャー 難しい」が検索候補で出てきたから、かなりの人がそう思ってるんでしょう、安心安心。

(*) 加速する時はアクセルを目一杯踏んで性能限界の加速、減速するときもブレーキを目一杯踏んで性能限界の減速をするような制御のことをドアを思いっきり開けたり閉めたりする様子になぞらえて「バンバン制御」というらしいです。今から30年近く前に読んだ加藤寛一郎先生の制御工学か航空力学の本に書いてあった記憶。加藤先生も「若い人の運転」って書いてましたね

学科は順序通りの2番で主に車両等の分類の話と、信号の話。トロリーバスは黒部のが廃止になって立山のしか残ってないんだっけ…?私はまぁまぁ交通興味ある方だから分かるけど、普通の大学生には「??」だよなぁ…。二段階右折って何となくは知ってたけど、二段階目はあんな停止線を踏み越えた位置で待ってて良いルールなんですね、つーか右折レーンが存在しても、右折レーン含めて3車線だったら原付は右折レーン使っちゃダメなのか…。あと手信号が覚えられる気がしない…。手を垂直に上げてる状態以外で顔かお尻が見えたら赤信号相当だってことは分かった。路面電車の黄色矢印灯火で映像に出てきてたのは「ST」の斜体ロゴが見えてたので札幌かな、都電は黄色矢印信号はないんだっけ…。あとは赤信号、やさぐれゆむさんの動画見てる人は「赤は団結して革新的に進め」じゃないから注意が必要だぞ。あと作った当のトヨタ社長が「好きではない」と公言したデザインの新型プリウス映ったから割と最近の映像なんだねーとかとか、興味津々で受けてたらあっという間に終わってしまった…、これなら予約できるときは学科は2時間連続でも大丈夫だな…。

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