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【今年の漢字】強力な個より、協力な集!ローマのクレメンティアの考え方で寛容に!

年の瀬と言えば恒例の1つに「今年の漢字」がありますね。

つい昨日、今年を表す漢字が選ばれたみたいです。

選ばれた漢字は、、、

「戦(いくさ・たたかう)」

だそうです。

確かにコロナにウクライナ戦争に宗教がらみと、いろんなものと戦ってた1年だったので、妥当な漢字だなと思いました。

いざという時は戦う必要はありますが、なるべくならうまく共存できるようにしたいですよね。

そんな時に、よく思い浮かべるようにしているのは、ローマのクレメンティア(寛容)という考え方をするようにしています。


1.クレメンティアはローマ発展の要

古代ローマの発展にはこのクレメンティアの精神が1つの要因といわれ、ものすごく要約すると、「得意な分野は任せるので互いに協力していこう」という精神です。

ローマに負けた国は基本的に一方的な支配というよりは、協力して豊かになっていこうというような領地の広げ方をしていたので、おそらくそこまで悲惨なことにはなっていなかったと思われます。

前代未聞の大帝国ができあがったのも、協力し合うという関係性を築くことで出来上がったのだと考えられます。

2.完璧な個よりも補完しあう集の強さ

言ってしまえば、ローマがべらぼうに強かったというより、ローマに協力しようという国が集まってできたものです。

なので、強力な個による支配ではなく、むしろ色んな国の人にチャンスがあればローマ市民権を与えて政治に関わらせようとしたため、生粋のローマ人というのはもしかしたら少なかったかもしれません。

さて、個の発信が容易になってきた現代は本当に誰もがチャンスがある良い時代となっていると思います。

とはいえ、個の時代だからといって排他的になろうという考え方は非常にもったいないです。

個が強いチームができれば最強になるのは容易に想像できます。

せっかくなら寄り添い合えるように、改めて自分も心掛けていこうと思う漢字だなと思いました。

3.さいごに

今年の漢字は「戦(いくさ・たたかう)」でしたが、来年はもっと希望に満ちた感じになるといいですね。

それにしても色んな「戦」を思い浮かべた方もいらっしゃると思いますが、僕は初めに見た時ブリーチの「千年血戦篇」の戦なのかなと思いました。

脳がマンガで侵されていますね。

それではまた。

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