【ゼークトの組織論】組織の4つのタイプの人間!最終目標はお飾りのトップ?
「逃げ上手の若君」(著 松井優征)がめちゃくちゃ面白い。
仕事に支障をきたすくらいに面白いです。(当ブログは「逃げ上手の若君」を全力で応援してます)
単行本のコラムも面白いのでじっくり見てるのですが、その中でトップの人はお飾りの方が歓迎されるみたいですね。
不思議だなと思いつつ、そういえば「ゼークトの組織論」という組織の人間のタイプの考え方と連想されたので書いていきたいと思います。
1.組織にいる4つのタイプの人間
ハンス・フォン・ゼークトさんというドイツの軍人さんが唱えた組織の中の4タイプの人間は以下のように分類されるみたいです。
「有能な怠け者」
「有能な働き者」
「無能な怠け者」
「無能な働き者」
詳しい内容は以下の記事がとても分かりやすく書いているので、以降は僕なりの組織の理想を書けたらと思います。
無能な働き者だと思われる人の特徴は?心掛けるべきことも紹介
(ハタラクティブ)
2.トップがお飾りほど組織運用がうまい
有能な怠け者はマネジメント能力が高いようで、自らは動かず支持だけで組織が動く状態です。
これが究極に行くと、トップが何もしなくても組織が動いている状態だと思います。
これは組織を継続させる上で、ワンマン社長よりも再現性があり、長く継続できる秘訣の考え方だと思います。
実際、江戸幕府も徳川家康はめっちゃ頑張ってたみたいですが、軌道に乗った後の後継者は子供をつくってるだけでも人気があったみたいです。
この手の話しはローマ史や中国史でも関わることが多くて、いずれまた書いていきたい話です。
つまり、長い目で見ると、組織が自発的に動くような運営をしていくのを理想とすると、長続きする組織になるのではという話です。
3.さいごに
ゼークトの組織論的に言うと、こんな変遷をたどると良い感じなのかもです。
無能な怠け者
↓
無能な働き者
↓
有能な働き者
↓
有能な怠け者
僕は絶賛、無能な働き者で多くの方にご迷惑をかけながら、失敗しながらやってる自覚があります。
長い目で見ていただけたら幸いです…
それではまた。
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