アメフトのキックコーチとの練習
先日、アメフトのキックコーチ 丸田さんにゴールキックを指導していただきました。
いやー楽しかった。本当に楽しかった。
夢中になりすぎて2時間半もグランドにいました。笑
丸田さんはアメフトのキックに特化したコーチをされていますが、それを「ラグビーのゴールキックにも生かせる部分がある」ということで、最近はラグビーのゴールキックも研究されています。
初めて丸田さんのキック動画を見たときに私が感じたこと。
「高い!!蹴ったボールの軌道がとてつもなく高い。」
私はゴールキックはそこまで高さは必要ないと思っていました。
しかし、私の従来のキックはあまりにも高さがなく、必然的にキックの飛距離がでないことに悩んでいました。
そんなことを思っていた時に見たこのツイート。
私も挑戦してみたい!アメフト式ゴールキックに!
ということで、即丸田さんにメッセージを送りキックセッションをお願いしました。
丸田さんはとても優しくて気さくな方でした。
キックに関することに関しては変態でした。
あ、悪口じゃありませんよ。笑
キックで大事なポイントは山ほどありますが、私のキックを見て特に必要だと思ったポイントを絞って、それを理論的に説明してくれるので、頭の中にスッと入っていきました。
さらに私に必要なドリルも取り入れてくれました。
こんなドリルあるんだ…と感動しっぱなしでした。
丸田さんはただ蹴ることが上手なだけではなく、物理の法則や身体の構造、バイオメカニクスなどと言った観点からも「蹴る」ことを学ばれていて、本当に本当に「キックのプロ」でした。
質問をしたら、答えだけではなく、理由もつけて教えてくれました。
セッション終了後にiPhoneのメモに記した一部を紹介します。
「呼吸をする」「ルーティンにいれてもいい」
「ボールのレーンと自分のレーンを守る」
「助走は前の足に体重をかけて移動」
「肩は平行に動く」
「肩は開かない」
「軸足を地面に刺す」
「お尻の位置を高く」
「膝を足首が伸び切った状態でボールコンタクト」
「足を鞭のように使う」
「足を早く固めない」
「鉄を叩く」
「蹴り足が外転しないように」
「足首を底屈させる」
「腓骨筋をほぐすことが大事」
「奥のドアを叩くと左へ飛ぶ」
「目線でボールの軌道をコントロールする」
「ボールを押し込むイメージ」
「足は左上に蹴り上げる」
これを読んだだけでは意味が分からないことも多くあると思いますが、私の頭の中にはそれらが大事な理由が入っています。
そんな丸田さんの指導を受け、私のキックはどうなったのか?
軽い力で高く遠くに蹴ることができました!!
このキックをしたときは、本当に軽い力で蹴ることができ、エコなキックができました。
やはり効率の良いキック(エコなキック)は身体への負担も少ないので、怪我のリスクも少ないそうです。
私は内転筋を痛めることが多いので、エコなキックをますます習得したくなりました。
もちろん、セッション中全ていいキックを蹴れたわけではないですが、セッションを受けながら「なぜ今のキックが上手くいかなかったのか」を理解しながら蹴ることができましたし、良いキックの感覚を得れたことが大きな収穫です。
良いキックが蹴れる回数を増やしていくのは、私の仕事というか私の努力次第だと思うので、丸田さんに教わったことを生かしながら練習を積んでいきたいと思います。
全力で知識を教えてくれて、実際にキックを見せてくれた丸田さんには感謝しかありません。
ありがとうございました!!
今回、初めて他競技を専門とされている方の指導を受けましたが、本当に多くの学びを得ることができました。
今後も他競技の方との交流を積極的にしていきたいと思いました。
特に「蹴る」ことをされる他競技の方にお会いしたいです。
私も丸田さんくらい、キックの変態になりたいと思います。笑
こういった学びも実塾で塾生に還元したいと思います。
キックが上手になりたい、キックでチームを勝利に導きたい女子ラグビー選手は是非入会をご検討ください。
今回は日記のような記事になりましたが、読んでいただきありがとうございました。
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