ピアノはそんなに甘くない！ のね（涙）
ピアノを習いはじめて一年になる。
先生と最初に話をした時に聞かれた。
大人の生徒は好きな曲を弾きたいという人が多いが、あなたはどうしたい？
基礎をやって、将来的に色々な曲を弾けるような技術を身につけたいと答えた。
その思いは今でも変わっていない。
ピアノの弾き合い会に聴衆として参加するのが好きで、そこで思った。
ピアノ弾きの世界で自称『初心者』という言葉は信用できない（笑）
子供の頃に習っていて、大人になって再開した人がとても多い。
そういう人は、ブルグミューラーやらエリーゼは眼中にないのだ。
ショパンを弾く初心者！
日本のピアノ人口はとても多くて、野球でいう「選手層が厚い」のだろう。
ちょっと上手いだけではレギュラーになれない。
私はというと、一年前と教本が変わっていない。
しかも最初の数ページから全然進まないのだ。
ギロックやキャサリンロリンなど、子供向けだけど美しい曲を弾きたくなった。
冒頭の写真のような楽譜を、素敵なデザインに釣られて買ってしまった。
先生に内緒で、簡単そうに見えるのを選んで弾いてみた。
全然弾けないではないか！
どんなにテンポを落としてゆっくり弾いても途中で止まる。
試しに動画に撮ったら、とても曲とは言えない状態で笑った。
自分のレベルより少し上の曲に挑戦したつもりが、レベルが段違いだった。
入門者の平均的な進み方は知らないが、私は時間がかかるみたい。
ギロックの中の簡単な曲でも数年先かな。
ピアノはバイオリンのように音程で悩まないし、フルートのように息が苦しくならない。
でも簡単な曲であっても、曲らしく演奏するのはとても難しい！
ピアノは甘くないと思い知ったので記念に投稿しておく。
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