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フルートのチューニング

フルートのレッスンは5年続けているが、なかなか上達せずに悶々としている。
人前(私の音を知らない人の前)で音を出す勇気は無い。
「ちょっと吹いてよ」と軽く言われたら、10秒でもいいので音を披露できるレベルになりたい。

レッスンではいつも、エチュード(基礎練含む)→曲の順で進むことが多いが、今日は「チューニングだけ」のレッスンを受けた。
高いラの音が低くなりがちだったので、「ソ♯→ラ」 や 「シ♭→ラ」 というふうに、隣の音から高めのラを連れてくる練習。

いつもは、「この辺だろう」という感覚でラを出して、チューナーで確認して合ってればおしまい。
今日はチューナーを封印して、先生のフルートに合わせる練習、先生の弾くピアノに合わせる練習などを行った。

わざと低いラを出して、音のぶつかりを確認する。
音を少しずつ高くして、音のぶつかりが消えていく過程を丁寧に「聴こう」とする。
逆にわざと高すぎる音を出して、徐々に低くしてぶつかりが消える様子を「聴こう」とする。
二つの音がだんだん一つにまとまっていく過程は面白い!

チューニングだけでも奥はまだまだ深いらしい。
先生を信じて、少しずつ感覚を研ぎ澄ましていけば、そのうちに人前で音を出せるようになるかも!
先生から「技術的には概ね出来ているので、あとは自分で『出来ている』ことを認められれば、音も演奏も大きく変わる。自信を持つように。」とアドバイスをいただいた。

そうか、自信か…。確かに自己肯定感が顕著に低いからなぁ。
でも、自分の今後が少しだけ楽しみになった!

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