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「ゆるし」ってこういうこと!~固着した悪意の解体 体験談~

一義流気功 伊深気療院セラピストです。現在見習い中のため、営業はまだしておりません。この記事は、私の勉強のために無償で気功を受けていただいた方の体験談です。一義流気功の効果について知りたい方にも、参考にしていただけるとうれしいです。
(個人が特定されないよう、設定などは変えてあります。そのうえで、体験された方の許可を得て掲載しています。)

「ゆるし」ってこういうこと!

B子さんは、自分の人生の永遠のテーマは「許し」だと思ってきました。「ゆるす」ということはB子さんにはとても難しいことに思えました。「許し」に関するさまざまな本を読んだり、人の話を聞いたりして自分の行動を変えてきたそうです。
しかし表面上は相手を許しているかのように振る舞っても、心の中では「許せていない」ということが起き、言っていることと思っていることがちぐはぐな感じがしていたそうです。

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B子さんの「固着した悪意」の数を調べて見ると、その数は「9」でした。

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固着した悪意の解体については、以下のブログ記事をご覧ください。

「固着した悪意の解体」気功から2週間後、「何か変化はありましたか?」と尋ねてみました。すると、「そういえばこんなできごとがあった」と教えてくれました。

お子さんと一緒に、お知り合いの家を訪ねた日のこと。

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留守のようなので、携帯に電話してみました。すると、相手は別の場所へ出かけていて、その日B子さんに会うことになっていたのを忘れていたそうです。

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B子さんは、とっさに言いました。
「そうだったの、いいよいいよ、また日を改めて会いましょう」

その時の自分の気持ちをよく観察してみると、相手に対して怒っている気持ちはなく、本当に言葉の通り相手を許していたんだそうです。

予定外の時間ができてしまったその日。帰りにふだん通らない場所を通り、お子さんと買い物したり、食事をしたりして、楽しく帰ってきたそうです。

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あとから考えると、「許しが人生のテーマだ」と思っていた頃とは心の様子が全く違っていたそうです。これまでなら、たとえ相手に悪気がなくても「約束をすっぽかされた!」と思って怒りを感じていたそうです。しかしこの時はそういう気持ちが全然なく、「今日はもともと彼女と過ごす日ではなかったんだな」とすんなり受け入れ、お子さんとふだん行かない場所にいって楽しめたことを「良かった」と思っていたそうです。

「許したい」と思いながらなかなか許せないと感じる方の場合、そこには「固着した悪意」の影響が少なからずあるようです。「悪意」とは、「何でも良いから攻撃したい」という純粋な欲求のことです。この欲求が強い人(つまり「悪意」の数が多い人)ほど、「許したい」という願いに反して怒りの気持ちを持ったり、あるいは怒りを引きずってしまうということがあります。

抱えている「悪意」の数は人によって違いますが、多くの人は1~3個くらいにおさまっています。多い人で、10個や20個も抱えている人もあります。B子さんの「9個」は、そんなにたくさんというわけではありませんが、それでも「やや多め」でした。B子さんが「許しが人生のテーマだ」と思ってきたのは、心の中の攻撃性の部分を察知し、よく理解できていたからかもしれませんね。

あなたの「悪意」の数はいくつあるでしょう?
一義流気功のセラピストに調べてもらいましょう。

以下は「固着した悪意」の説明(for children版)です。こちらも参考にしていただけたらうれしいです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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