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AI術師のみなさまへ:Twitterの強制センシティブに要注意!

TwitterにえちえちなAI生成画像を投稿していると、このようなセンシティブな内容の警告が出ることがありますが、これを放置しておくと大変なことになってしまいます。わたしのように手遅れな状態になる人が今後出ないように、経験したことを共有しようと思います。

この記事で伝えたいことは主に以下の3つです。

  1.  アカウント凍結やシャドウバンとは別に強制センシティブというアカウント制限措置が存在すると認識しておくこと

  2. 自分でラベル付けしてない投稿画像にセンシティブな内容の警告が出たら、すぐにそのツイートを削除したほうがよいこと

  3. AIフォト系で気を付けたほうがよいのは手ブラ、布面積の極端に少ない服装、お尻、ボディペイント、過度の濡れや透け

1.強制センシティブとは何か

設定の有無に関わらず、過去に投稿した画像/動画とその後のすべての投稿画像/動画がTwitter側によって強制的にセンシティブ扱いされてしまう状態です。強制センシ、全センシティブ、全センシとも呼ばれていますが、決まった名前がないので、この記事では強制センシティブで統一します。

自分が強制センシティブ状態になっているかどうかはTwitterのアプリから「設定とプライバシー」→「プライバシーと安全」→「ツイート」とたどることで確認できます。

この画像のように設定がロックされているたら、強制センシティブになっています。
これはシャドウバンとは別物です。強制センシティブになってる人は大抵シャドウバンもこじらせてる場合も多いでしょうが、強制センシティブだけどシャドウバンは完全解除されている状態もあります。
自分でラベル付けしていないセンシティブ画像を投稿して、センシティブな内容の警告を無視することを繰り返していると、Twitterによって強制的にすべての画像/動画をセンシティブなものとして扱うように設定が固定されてしまいます。それだけではなく、以前投稿した問題ない画像までセンシティブ扱いになり、多くの場合、プロフィール画面もセンシティブな内容を含むとして表示制限がかけられます。
最近、強制センシティブになる方が増えているらしく、把握している範囲では、わたしのほかに8つのアカウントが見つかりました。もちろん実際にはもっともっと多いはずです。

2.強制センシティブの問題点

いちばん大きな問題は誕生日を登録していないユーザ、センシティブなコンテンツを見れるように設定変更していないユーザーに対して、自分が投稿したメディアを見てもらう機会を半永久的に失ってしまうことでしょう。このようなユーザからわたしのTwitter画面は以下のように見えます。リツイートされても見えませんし、おすすめタイムラインに表示されることもありません。

こうなるとインプレッション数が減少して、結果としてフォロワー数の伸びも悪くなります。これは収益化を望んだり、より多くの人に見てもらいたいAI術師さんにとっては致命的な問題となります。しかもたちが悪いのはいったん強制センシティブになってしまうと、現時点では解除される目途が立っていないということです。公式のヘルプセンターによると異議申し立てする手段すら提供されていません。

ある意味、原状復帰できる可能性のあるアカウント凍結よりも重い処置であると言えます。

3.強制センシティブになるのを避けるには

センシティブと判定される基準についてはTwitterのヘルプセンターで確認できます。

言わずもがなではありますが、えち方面に関しては乳首、乳頭、性器、アナルの露出、性行為もしくはそれに類する行為は必ず自分でヌードまたはセンシティブのラベル付けを行いましょう。この辺りはフォト系、イラスト系どちらの場合にも当てはまるはずです。
わたしの経験上、少なくともフォト系では手ブラ、布面積の極端に少ない服装、お尻、ボディペイント、過度の濡れや透けは注意しておいたほうがよいです。センシティブな部分をしっかりと隠せていたとしても、Twitterの判定プログラムが誤認識しないとも限りません。
また、あくまで推測ではありますが、どれかひとつの要素が含まれていれば即NGというわけではなく、加点方式で全体のセンシティブ要素を合計して総合的に判定しているように見えます。判定プログラムも時間経過とともに変更される可能性があると考えておいたほうがよいでしょう。

maiko@びしょ濡れ美女さんのセンシティブ判定アプリも大変参考になります。

投稿した画像がセンシティブであると警告された場合は、迷わずツイートを削除しましょう。また、過去にセンシティブと判定されてそのままになっているツイートもあれば削除しましょう。

4.もし強制センシティブになってしまったら

残念ながら現時点では、解除される見込みはありません。将来的にTwitter側の運用基準変更で解除される可能性がないとは言えませんが、期待しないほうがよいでしょう。
インプレッション数やフォロワー数を気にしない場合や、完全に趣味のアカウント、センシティブ特化型アカウントであれば、そのままの状態でもかまわないかと思います。
しかし、そうでないならばアカウントを移転したほうが長い目でみてよい結果になると考えています。わたしが把握している強制センシティブになった方たちはほとんどの場合、アカウントを移転した、または移転の途中のようです。

5.わたしの場合

具体的にどのような投稿がセンシティブだと判定されたのか見ていきたいのですが、センシティブ画像のツイートはnoteに埋め込めないみたいなので、スレッドにまとめたもののリンクを貼っておきます。

https://twitter.com/minori_erokawa/status/1663497520117583873

今年の2月3日から3月25日までに投稿したうちの8件のツイートに対して、センシティブな内容の警告が出ていました。これらに対しては何度も個別に異議申し立てはしてみましたが、解除されたことはありませんでした。
なぜ投稿を削除する対応をしなかったかというと、当時はどれも際どいところを攻めたお気に入りの投稿だったからです。また、シャドウバンについては知ってましたが、このような「強制センシティブ」という措置があることを知らなかったためです。そのため、強制センシティブになった後でもシャドウバンと同じ対策を取り続けており、通常ならセンシティブにならない投稿を続けていればいずれは解除してもらえるだろうという甘い認識がありました。しかし、1か月経っても状況は変わらず…その間にTwitter Blueもサブスクしましたが強制センシティブは解除されないので止めました。

インプレッション数については強制センシティブになってから激減し、現在では控えめに見ても以前の5分の1以下に落ち込みました。フォロワー数も以前は1日で約1000人ペースで増えてたこともあったのですが、強制センシティブになった直後から急に増えなくなりました。「#春のパンティまつり」を始めたのはその数日後です。注目を集めそうなハッシュタグを作り、パンティというセンシティブ耐性のある露出方法で投稿回数を増やしたのですが、フォロワー数の減少分を補って横ばいを維持するのが精いっぱいでした。
もちろん、インプレッション数の落ち込みの原因が強制センシティブだけのせいであるとは全く思っておりません。2~3月頃はChilloutMixが注目を集めて多くの方々がAIフォト生成を始めた時期であり、わたしなんかよりも実力もセンスもある方々が大勢参入されていたことも大きな要因です。しかし、タイミングやその後の経緯を考えても少なからず強制センシティブの影響もあったのではと思われるのです。

今日、ダメ元でプロフィール(名前、プロフィール画像、プロフィール文、ヘッダ画像)に強制センシティブ解除の要求を書いた状態で再びTwitter Blueに申請してみました。手作業での確認という噂なので、もしかしたら中の人に訴えることができるかもと考えていたのですが、今回はたったの30分で審査完了して青バッジが付いてしまいました。もちろん強制センシティブのままです…もう諦めました…わたしもアカウント移転することに決めました!


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