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自己中に生きる。

「移住、悩んでないか!?」
1か月前の記事を読んだ人から、たくさん声をもらった。
実際もやもやしていたし、今でももやもや考えながら住んでいる。
(過去note▷半径何メートルかの世界

先月旅から帰り、ふとしたときに一番初めに書いていたnoteに目を通してみた。(過去note▷春から移住女子を深めてみる)

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ふと振り返って読んでみて、あぁ、私って、
「田舎に住むなら○○であるべき」
という固定概念に
締め付けられていたんだなぁと思った。

田舎に住んだなら・・・、
季節の味覚を楽しみたい。
田舎の豊かさを感じたい。
ここに住む人たちと関わりたい。
庭もきれいに管理したい。畑もやりたい。

田舎のイメージに支配されて、
「○○しなくちゃ」で頭がいっぱいになっていた。

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でもそもそも自分のことを振り返ってみたら、
私はめちゃくちゃ面倒くさがりだ。
そんな完璧にできない。

見知らぬひとたちに飛び込んでいくほど、
たぶん私は人づきあいが得意じゃない。

庭の掃除はあんまりやりたくないし、
料理もそんなに得意じゃない。

「あぁ~、それでもいいか。」と思った。
人に何と言われようと、馬鹿にされようと、
だらけた自分も自分だと思った。

「田舎だから○○」
勝手に想像していた、『一般的な田舎暮らしのイメージ』にとらわれて
そんな風に楽しみたいと思っていたが、
私は私の『自己中』で、この地域や家での暮らしを楽しんでいけばいいか。
そう思うとかなり楽になった。

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こうして自分の感じたことを文章にまとめるのが好きだから、
日常を綴り、気に留まったひとに読んでもらえたらいいかとか。

世代の異なる見知らぬひとたちのなかへ飛び込むのは苦手だけど、
共通点をもった見知った友人たちとわいわいするのは好きだから、
そんなたまり場にしちゃえばいいかなぁとか。

掃除も一人じゃやる気しないけど、
ネタとして発信できるなら楽しめるなぁとか。

自分オリジナルの切り口で、田舎暮らしを切り取ればいいんだ。

そう認めると、かなり楽になったし、
自分の楽なことからしか考えないから、発想の幅が広がる。

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「自己中はいけない」と学校では教えられた気がするけど、
人の目を気にして八方美人になったり、
他人に同調しがちでカメレオンになったり、
自分の殻にこもりがちで破れない人は、
『自己中でいいや』と思うくらい気軽にいたほうが、
結局は、自分らしく、人のためになり、
楽しく生きられると思う。
誰よりも私が、八方美人でありカメレオンだから。

最近そうやって気づき始めたから、
大きな家を舞台にした『自己中』でオリジナルな楽しみを、
あれやこれやと妄想している。

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