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風と樹と空と
2016年(平成28年)4月14日に起こった熊本地震は、日本の中心を貫いている「中央構造線断層帯」と呼ばれる世界最大級の断層の起点部分の揺れでした。
中央構造線断層帯は九州(熊本)から四国、本州(長野)を貫く巨大な断層で広範囲にわたるものです。
(出所 地質調査総合センター)
驚くべきことに、格式の高い神社、仏閣、聖地と呼ばれる多数が、中央構造線断層帯沿いに設置されています。
中央構造線断層帯には、日本神話根源の地、熊本 幣立神宮から始まり長野県の諏訪湖近くの諏訪大社(旧称:諏訪神社)、さらに日本神話の武甕槌大神(たけみかづちのおおかみ)を祭神とする、関東最大最古の鹿島神宮までが連なっているのです。
幣立神宮(へいたて)熊本県
石鎚山(いしづち)愛媛県
高野山(こうやさん)和歌山県
天河大弁財天社(てんかわだいべんざい)奈良県吉野郡
伊勢神宮(いせ)三重県
豊川稲荷(とよかわ)愛知県
諏訪大社(すわ)長野県
香取神宮(かとり)千葉県
鹿島神宮(かしま)茨城県
比較的大きな神社は、中央構造線から一歩引いて対峙するように配置しているのが特徴のようです。この他にも中央構造線沿いには神社仏閣、聖地が数多く点在しています。
熊本県山都町。
阿蘇の山にほど近く、九州のおへそと呼ばれている阿蘇の旧蘇陽町に幣立(へいたて)神宮があります。
天地開闢に係るような神々を祀り、15000年と言われる歴史がありながらほとんど知られていないミステリアスな神社です。
しかも、日本最大の断層・中央構造線の真上には“癒しのパワースポット” と呼ばれる「ゼロ磁場 」である分杭峠(ぶんぐいとうげ)が位置しています。
分杭峠は、長野県伊那市と下伊那郡大鹿村との境界に位置する標高1,424mの峠で「氣」を発生する「氣場」が出来ているといわれています。
日本サイ科学会による「ゼロ磁場」の説明では
地球表面の断層部の局所には「ゼロ場(相殺零場)」があります。
ゼロ磁場には、未知のエネルギーの集積があるといわれています。
東洋医学によると、皮膚にある「ツボ(経穴)」は、生命エネルギー(気)の出入り口であると言われています。
地球の断層部分にも地球内部の未知エネルギーの出入り口があり、これを「ゼロ場(相殺磁場、ゼロ磁場)」と呼んでいます。
断層の両側から、(正)方向と(負)方向の力が押し合って、局部的には零になり、零場が形成されてこの周辺に未知エネルギーが集積されやすいことが判っています。
未知エネルギーは力としてのエネルギーやラドン温泉等の低線量放射線エネルギー、原子を構成する素粒子群等のサイ情報構成要素から構成されており、人々の身心を活性化させ、力を与え、元気にしてくれると考えられています。
日本サイ科学会とは、電気通信大学で開催されていた月例研究会「超心理懇談会」が発展したもので、日本最大の超常現象(サイ現象)専門学会。
中央構造線断層帯にある神社は「古代人は中央構造線上で何かを目撃し、これを畏怖して鎮めるために神社を建てた」という見方ができそうです。
そこで俄然気になるのが、豊後大野市、愛媛県西予市で起こった地震です。
震度5弱を観測し、九州から中部地方にかけて広く揺れました。気象庁は「陸側のプレートに沈み込む、海側のフィリピン海プレート内部で地震が発生したとみられる」と説明していましたが大分県南部の地震は珍しく、周辺では約2年8カ月前に震度1があったきり。
それが2016年の熊本地震の前兆だったとしたら、熊本地震は、南海トラフト巨大地震の前兆だと言えなくもないのではと考えてしまうのです。
もしかして古代人が見たのは、九州から茨城に及ぶ巨大な地形の歪みではなかったのかと想像してしまうのです。
地震も、雨も、地球の自然治癒。
地球をメンテナンスする病院も医師ないないので、地球は可能な限り、自分で治療するしかありません。せめて地球ドッグでもあれば。
古代人は病院の代わりに、神社を建立したのかも知れません。
現代人は、山を削り、樹木を切り、太陽光パネルを並べます。
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