ただの日記:万博ロゴに見る同調圧力と生存バイアス

一時的なインパクトというものはすぐ過ぎ去りますね。
ということでもう言っても大丈夫かな。というか既に言われていることかもしれませんね。

万博のロゴが発表されて数日が経ちました。
私はというと気持ちが悪くてTwitterを見れていませんでした。今もタイムラインを斜め読みする程度です。
すごく二次創作が流行りましたよね、瞬間的に。
元デザインは平面ですが、二次創作になると、創作者の画力によって立体っぽく描かれるもの多く、目玉が飛び出てるように強調して描くものが多いように見受けられました。

そもそもデザインが苦手なのは仕方ないところだとは思うのですが、どうしてTwitter断ちするほどにしまったかというと、フォローしているイラストレーターや漫画家の人が、それらの二次創作をリツイートしていたからです。

単純にそのクリエイターの方達が良いと思ったデザインなのかもしれないけど、ロゴの選考委員には大御所の漫画家も含まれていたようですし、一種の同調圧力も働いたのじゃないかなと思っています。
このデザインはダメだと言えない雰囲気というか。
そんなのを感じました。

そして、デザインがダメだと言える言えない雰囲気以前に、クリエイターにとってはそういったデザインは普通なのだと思いました。

あのデザインはキツめの集合体恐怖症の人にとっては、かなりダメなやつだと思うのですが、クリエイターさんは仕事でそういうものを描かざるを得ないということがあると思うので、そこで集合体なんとかなんて言ってる場合じゃないと思うんですよね。
つまりそこでも生存バイアスがかかっていると、私は考えています。

つまり、集合体恐怖の人はイラストレーターや漫画家にはなれない。
もちろんなっている人もいるかもしれないし、その辺りはよく分からないのだけれど。クリエイターそれぞれに得意分野不得意分野があるわけですから、仕事の選別なんかもあるでしょう。

けれど、少なくとも私のTwitterでの観測範囲では、褒めそやすクリエイターが多かったので、集合体恐怖なんてないんだろうな、と思いました。

自分が大丈夫だから世間も大丈夫でしょ、これは立派な生存バイアスです。

少なくとも私はダメです。
集合体恐怖症ではないのですが、水玉模様恐怖症?みたいな感じなので。

あ、検索しました。
蓮コラ。
精神がしにそう。今まさに。

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