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派遣で完全在宅勤務を経験して

先月2月末で、派遣契約3年が満了し、仕事を終えた。
夫からのお言葉に甘えて、しばらく主婦でいようと思っていたが、
2月中旬からの有休消化も含めて1ヵ月が経ったとき、
また仕事を始めたいと思った。
先日までの派遣先は完全在宅勤務で、対面で人とやり取りすることがなかった。それがいいと自分でその働き方を選択したのだが、終わってみると、思い出すことはPC画面と部署の方と画面越しで打ち合わせをしたことだけ。
オフィスの様子は、就業開始日しか行っていないので、ほぼない。
思い出の中に、ほぼ人の顔が出てこないのだ。
終わってみると、少し寂しい気持ちになった。

コロナ禍になるまで、前職では毎日出社していた。
5歳から赤面恐怖症のため、人目を人一倍気にしてしまう性格で、
仕事に集中しなければいけないのに、周りが気になって、集中できないことがよくあった。
通勤時も対面電車では、赤面してしまうので、席には座らない。
このような理由から、完全在宅を希望したのだが、
蓋を開けてみると、やっぱり対面で人とやり取りする機会がないと、
ますます人目が怖くなってしまうことに気づいた。
そして、人と交流することがますます怖くなっていた。

出社していたときは、赤面しても何も言わず一緒に仕事をしてくれる同僚たちとの繋がりが、私に赤面してもいいんだと思わせてくれた。
このような人との繋がりが大事だったのだと、完全在宅勤務を3年経験して改めて気づけたのだ。

結局、私には完全在宅勤務は向いていなかったようだ。
次の仕事は、毎月出社7割、在宅3割くらいの派遣の仕事を探そうと思う。
久しぶりの通勤電車や、新しい職場の方々と上手くやっていけるか相当不安だが、不安は前に進んでいる証拠だと思って、前向きに職探しを頑張ろうと思う。
きっと、1年後には通勤や職場環境に慣れているはずだ。



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