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コミュラボオフ会 「行動とコミュニティ」ゲスト:伊藤羊一さん

「1分で話せ」をkindleで読んで「これは!」と思い、会社用に1冊購入した私ですので、伊藤羊一さんにお会いできる機会、とても楽しみにしていました。なにげなく座った席がまさかのお隣で、最初から適度な緊張感と、饒舌なお話にやられっぱなしの時間でした。
ツィッターでつぶやくには情報量が多すぎたので、noteに書き出します。講義メモ調です。

自分にとっての軸を見つける

過去→現在→未来のなかに軸を見つける。未来は、現在の積み重ね。現在の行動、つまり今日明日やることが、未来を作っている。その中で「自分が大切にしていること」はそれぞれ違う。積み重ねてきた過去が違うから。現在を知るには、過去を振り返る必要がある。
でも、思いを馳せているだけではダメ。すぐに行動すること。やってみた結果、想定と違ってた…というのは、行動したからこそわかること。しょぼくても良いから、とにかく動く。行動したら、振り返りをする。自分にとってどういう意味があるのか?を考える。

志、って、未来から考えてしまうと、絵空事になってしまう。大体の方向性は決めるとして、まず1歩進んでみる。そうすると、その位置から見えるものがある。2歩、3歩…と進んでいって、10歩進み、振り返ったり、先を見て、「こっちの方向かな」となっていく。
must→can→will のイメージで。

コミュニティは、勉強会のイメージ

各自が行動につなげるために、知見を広げる場所。コミュニティそのものに、価値があるわけではない。
例えば、「今度コラボしましょう!」って、コラボが目的になってる。「私これやりたいんですよね」「あ、私のやりたいことと合ってるんで、ぜひ一緒にやりませんか?」がコラボの意義。
コミュニティも一緒。コミュニティで「何を成すのか」が明確になっているのが大事。その場にいて、一緒に楽しむのが目的!みたいになると、ちょっと。

chillSAPの活動に関して、「内輪感出てない?外から見て嫌な感じになってない?」ということをときどき心配していた私には、「何を成すのか」を失ったらそうなるよ、と聞こえました。
chillSAPで、何を成すのか?は私にとっては「会社の垣根を越えて、興味関心がある技術分野をキャッチアップする仲間と、日本語で情報共有する場所」かなあ。みんなと一致しているか、すり合わせていないけれど。

コミュニティが先ではなくて、自分が先

一人ひとりが、「まいっか」「賛成です」「特に意見はないです」とならないようにする。自分の軸がしっかりしていないと、巻かれちゃう。「私はこう思う」という意見の集まりになってて、みんなでわしゃわしゃしてるのが良い状態。

chillSAP運営メンバはよく意見を戦わせています。良いコミュニティかも。

そのために、孤独な時間は必要。自分ごとを考える。
常に好き嫌いをはっきりさせていると、好奇心に向かって動くようになる。アンテナがしっかりしていれば、ずれているときに気づける。違和感を言い合える。相手の違和感も尊重する。
もし、対立があっても、抽象度を上げていくと、必ず共有できる部分があるはず。そこから、共有できる部分とできない部分を確かめていく。

0秒で動く

何も考えずに闇雲に動く、ということではない。本の最初にでてくるのも、ロジカルシンキング。
いざというときに動けるように、Readyな状態にしておく。軸がしっかりあって、すっと判断できるように。
ステップ1:情報のインプット。色々なものに好奇心を持つ。
ステップ2:覚えているだけじゃなく、常にかき回す。人に話すとか。
ステップ3:ロジカルシンキング(ピラミッド作り)
ステップ4:行動!
ステップ1,2の準備大事。筋トレのように、淡々と回数をこなすこと。

心理的安全性を生むマネジメント

シンプルに「チームをゴールにみちびく」というのがマネジメントの役割。
チームの能力を最大化するには、個人に対し、
1.言いたいことを言えるようにする。
→みんな違う。それを言って良いんだな、と思えるようにする。
2.個人の能力を最大化する。
→常に一人ひとりのことを考えて能力開発する
とということをしていく。
1:Nのコミュニケーションだけでなく、(1:1)×Nのコミュニケーションを使う。コミュニケーションは、質より量。量が質を生んでいく。そのためには習慣化されるような仕組みを作る。人数が多すぎて1:1が無理なら、MBWA (Management By Walking Around)で、職場をぶらぶらして動向をつかむのもあり。

まとまらないまとめ

オキトキシンを分泌させるために必要なのは、「オベーション」と、「身体的接触」なので、「目をみて笑顔で話す」とか「握手する」とか「やたらと拍手する」とか良いよね、という話。
最初、円卓に全員座れてないときに「これ、詰めたら座れない?場の空気って大事なんだよね。閉じてないと」と言っていただいて、全員が円卓に着いたら空間の密度が濃くなった、話。
まとまりきらないところでも、たくさんのヒントが!あった!会でした!

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自己紹介タイムの私。緊張で目が合わせられていない(笑)

2日以内にブログを書く公約がぎりぎりですが、ひとまずアウトプットしてみます。

伊藤羊一さん、G2さん、みなさま、ありがとうございました!

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