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地道に地道に一筆一筆

少しずつ気温が上がってきて、一つ一つ花が咲いたり芽が出たりするかのように、飯高地域の大規模風力発電計画に疑問を投げかける署名活動も、少しずつ着実に広がっています。

地味な地道な活動です。蔓延防止で人が集まりにくいこともあるし、過疎地域で元々人の数が少ないこともあります。そんな中での一筆一筆。本当に足を使っての努力を続ける住民たちがいます。そしてその思いはだんだんだんだん広がって、大きなうねりになっています。つながっています。動きは螺旋状なので、最初の勢いよりも実はいまのほうが多く広がっています。

住民有志で近隣地域へのポスティングも始まりました。チラシと署名用紙と返信封筒などをセットにして、一軒一軒回ります。お話ができるところとできないところありますし、田舎なので家と家が遠いとか坂が険しいとかいろんな壁がありますが、それでも努力の活動をすることはできます。賛同してくれる人に会うことができます。ありがたいです。たまらなく。

住民だけでなく、山に登る人や川に親しむ人たちへの働き掛けも広がっています。これから4月末までのベストシーズンに、香肌峡を訪れる人々は多いです。是非訪れてほしいシーズンでもあります。美しい豊かな里山が、ほったらかしにしておいてはいつまでも守られるわけではない現実に、多くの人が気付き、声を挙げることになるのでしょう。できればそんな問題を考えるよりもただただリフレッシュしてほしいものですが、もし豊かな自然に想いを寄せるなら、考えましょう。疑問を持ちましょう。誰にだってできることはあります。一緒にできることもあります。地道に地道に、必ず流れはできていきます。

というわけで、地元でもまだ告知活動はしなければならないし、近隣地域への呼びかけもしなければいけないし、公開での呼びかけもしなくちゃいけません。時間がかかります。労力もかかります。でも、無意味な努力ではないことを知っているので、力を合わせて続けることができます。

まずは知ってもらうこと

それからどんなことを考えたのかを人と共有すること

考え方が違うことはもちろんあります。それぞれの人の立場があり、違った人生があり、いつも得ている情報源も違います。でもどうしてそう考えるのか、どんな先を見ているのか。そんなことを分かち合うきっかけにもなります。

もうこんな話飽き飽きだよという人ももちろんいるでしょう。私たちももううんざりで、早く終わりにして楽しい話がしたいです。でも立ちふさがった問題から目を逸らして楽しいことだけはできないので、まだ続けていかなくちゃいけません。だから、このキャンペーンも、緩く永く見守ってくれて、折に触れてシェアしてもらえたら、とてもとてもとってもありがたいです!

香肌峡の自然と人々を風力発電計画から解放してくださいの電子署名キャンペーンページ

春はもうすぐそこです。暖房エネルギーが少なくなって、外で過ごすのがますます楽しくなる季節です。でもこの先万が一、野山でぐるぐる巨大風車が回ることを許してしまうと、こんな自然豊かな地域において外で過ごすことはもう本当に難しくなります。シャドーフリッカーと低周波音ですね。科学的根拠はないと言われていますが、暮らしに直結しています。生き方が変わってしまいますね。

すぐ暗くならずに前を向きます。たくさんの署名本当にありがとうございます。もしこれを機に他の地域でも困っている人たちがいたら、関心を持ち合っていきたいです。誰も孤立せずに、声を挙げていけるのです。



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