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【インタビュー】 世界一周の後、シェアレジデンスに。新しい住まいの形「シェアレジデンス」とは?

-- まず簡単に自己紹介をお願い致します!

楠瀬大志、29歳です!今は大阪でエンジニアをしております。5年前に世界1周をしまして、1年間で35カ国を回りました。その経験を経て大阪に住み始めて、自分でエンジニアになる勉強をして、今はアプリエンジニアとして働いています。大阪の(シェアハウス)シェアレジデンスというところに住んでいます。

-- なぜ「世界1周」をしたのか

世界1周は「20代でいつかやってみたいこと」ということで、世界1周というのをいつかやってみたいなと思っていました。

前の会社を辞めたタイミングで、じゃあ次何しようかと思って考えた時に、せっかく今は時間があってお金も少々あるなら、いま一番やってみたいことをやってみようということで世界1周を始めました。

その世界1周は自分の中でボランティアをしながら旅したいなっていうのがあって、色々な所を転々とボランティアをしながら旅をしていました。

例えばネパールで学校の先生をしていたりとか、メキシコでウミガメの世話をしたりとか本当になんでも色々なことをやっていて。そこには世界各地からいろんな人が、ボランティアに興味のある人が来ていて一緒に同じ仕事をして一緒に寝泊まりをしてました。

-- 旅中のボランティアで感じたこと

日本では考えられないような生活水準で過ごしているこども達だったりとか、逆に日本では見られないような絶景が広がっている場所に泊まることができたりとか、自分が知らない世界がどこへ行っても広がっていてそういう経験を若いうちに本当にできて良かったかなと思います。

-- エンジニアという仕事について

今はフルリモートで働いていて、場所にも時間にもとらわれない仕事ができていますね世界1周する前は建築の仕事をしていたんですけど、その時は逆で 朝から晩まで仕事をして東京の中心地のすごく忙しい所に毎日出社して結構それだけストレスな生活をしてたんですけど。

それが今の生活になって一切なくなって、そのおかげで最近では福岡に旅行に行って、好きな時間で働いて好きな時に仕事を終えて遊んでというようにワークライフバランスを自由に作れるようになったというのが結構大きいかなと思います。

-- ワーケーションのメリット・デメリット

今までは仕事と生活は結構別々で楽しんでいたという部分はあるけど新しい取組としてワーケーションというのを最近取り組んだ感じですかね。

良い面も悪い面もどちらも感じたと思っていて、メリットで言うと 仕事が終わった後に食べに行ったりとか楽しみがあるから仕事に良い影響を与えたりとか、逆に仕事で溜まったストレスを食べに行って発散して、もっとおいしく感じられたりとか相互作用があったのは凄く良いなと思いました。

その反面、悪い面としては仕事モードと遊ぶ時間というのは結構切り替えができないと難しい部分があって、一時は仕事のことを考えながら遊びに行ったというところで、ちょっとモヤモヤした気分に...。遊びきれてないっていう部分もあって、そこはやはり慣れみたいな所は必要なのかなと思いました。

-- シェアレジデンスについて

きっかけはもともと大阪でお付き合いしている人と同棲していたんですね。その人が海外に行くことになって、じゃあ自分もそこから出ようとなった時に「どこに行こうかな」と考えたんですね。

もう全国どこでも仕事はできるから、どういう所に住もうかなと思って探したんですけどリモートワークとなると職場の関係も希薄になってくるから、近い関係でコミュニケーションができる場所がないかなと思ったのがきっかけで
!それでたまたま見つけたのが この大阪のシェアレジデンスという形態のスタイルでした。

ここはシェアハウスとは違って、自分達の部屋がそれぞれあってそこで生活が完結できるんですね。そして、水回りもあります。シェアのキッチンもあってリビングもあって、いつでも出会いたい時にいろんな人と出会うことができるという所に魅力を感じました。

-- 住人について

やはりリモートワークしている人もいますし、学生もいるし年齢でいうとだいたい20代前半、後半が中心です。一番下でいうと19歳、一番上でいうと50代の人もいるくらい、結構幅広いというのが特徴で年代問わず 男女問わず出会うことができるからお互いに刺激になったりしますね!

シェアレジデンスの住人と会話をたのしむ楠瀬さん

自分が今まで出会ったことのない仕事をしている人だったりとか、他の県から来ている人だったりとか全員がバックグラウンドが全然違うので仕事の話で盛り上がったりとか お互いの地元の話をしたり、そういう話はよくしますね。

-- これからもシェアレジデンスを利用し続ける?

しばらく、今の所はいる予定ですね。やはり居心地がいいなと思いつつ、こういうシェアレジデンスは全国で増えているので、新しい 出会い 経験を求める為に同じようなシェアレジデンスを転々とするのもいいなと最近考えています。

--「シェアレジデンス」どんな人におすすめ?

特に若い人にはオススメかなと思います。若いうち特に学生とかって年代層違う人と喋る機会はあまりないと思うので、そういう経験が早いうちにできるってすごく財産になると思うし、ゆるい繋がりができるから そういのがたくさんできる良いきっかけになるんじゃないかなと思います!

-- 住人同士の距離感

「家族みたいな繋がり」という人は多いですね。いつでも気兼ねなく話すことができるという意味で、家族みたいだねという人は多いけど!僕はなんか...家族とも友達とも取れると思っていて、やはり家族(っぽい)と言っても、その中でもやはり敬意みたいな所はお互いにあって…。

シェアレジデンスの住人さんたち

お互いに尊敬したり謙虚な思想で話をする人が多いので、近すぎず遠くもなくみたいな所は 居心地がいい関係かな。特に今の時代、現代では今こそ求められている関係性じゃないかなと思います。

-- シェアレジデンスの楽しい所・良い所は?

誕生日会を開いたりとか何人かでこれから飲みに行こうかとか誘いやすいんですよね。何人かとご飯に行って喋ったりとか、寂しい時にこういう所に集まって話を聞いてもらったりとか。そういうことがあるだけで楽しいなと思ったりしますね!

自分が悩んでる時に自分とは全く違った視点が得られます。自分は結構 論理的に物事を考えることが多いんですけど、逆に感情的な側面からフィードバックをくれる人もいれば、ご飯を一緒に食べて「一旦 忘れよっか」みたいな感じで話してくれる人もいるし。色々な側面から話してくれるので嬉しいなと思いますね!

-- 今、若い人に伝えたいこと

僕がよくオススメするのは「長期の旅行はいいと思いますよ」というのは言いたいかもしれないですね。長期というのはそれこそ半年以上、もっと言えば1年以上。自分がいつか行ってみたいなと思う所に、さっさと行ってしまった方がいいかなと思います。

そこで培った経験とか出会った人は、ずっと長い間でもその先でも財産になってくるから。早いうちにもし行きたい所とか住んでみたい所とかがあるんだったら、家族に借金するとか(笑)もういくらでも方法はあると思うから、それを自分でたくさん考えて、自分で行ってみて、自分で頭で考えて旅するというのはオススメしたいなと思います!

-- 最後に若者にメッセージを!

コロナ真っ只中で青春を過ごしてきて、それがようやくコロナが明けてだんだん自由度が広がってきて、「どうしよう」というか混乱してる人が多いのかなと最近思ったりします。結構「何からしていいか分からない」かなという...結局わからずに何もできなくなってしまう人が多くなってしまわないかなというのは心配なので。

とりあえず目の前の小さな、ちょっとでもいいな ちょっとでも興味あるなと思ったものに飛びついてみるいうとのは、僕はありなんじゃないかなと思います!

コロナも明けて色々なところに行けるんだから、自分がときめいたものに迷わず行ってみてください。こういうシェアレジデンスの生活もすごく若い人には、良い経験になると思うので ぜひ遊びに来てください!


こちらのnoteは、下記インタビュー動画の内容を編集した記事です。


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