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自分でつくった和菓子を囲んでたのしむ、春の座談会(2022/5/22)

※こちらの記事では、noteに未掲載だった、2022年05月22日に、埼玉県深谷市と実施したファンミーティングの内容を紹介しています。


■ ファンミーティングのテーマ

「ふるさとチョイス」を運営する、「株式会社トラストバンク」は、自立した持続可能な地域をつくることをビジョンに掲げ、地域内で経済循環を促すための事業をさまざま展開しています。

そして今回一緒にファンミーティングを実施した深谷市とは、「域内循環」という同じ地域の未来を目指し、ふるさと納税事業や地域通貨事業など、さまざまな取り組みをしてきた背景があります。

また、そんな深谷市では、深谷の野菜にたっぷり触れることのできる施設のオープンなども控えており、これからの未来が楽しみなまちでもあります。

今回は、そんな深谷市のヒトとの交流もまじえながら、食や文化も含めたまちの魅力を知り、地域の未来を一緒に想像するような内容で開催。

深谷市で愛される和菓子屋さんにゲストとして参加いただき、リモートで教えていただきながら、自分で作った和菓子を食べてお話をするという、座談会を開催しました。


■ ゲストの紹介

◆古伝餡 濱岡屋

埼玉県深谷市で創業130年続く老舗和菓子屋「古伝餡 濱岡屋」。

古伝餡 濱岡屋
埼玉県深谷市で創業130年続く老舗和菓子屋「古伝餡 濱岡屋」。
原料の持つ味を大切にした手作りの和菓子にこだわり、最高級の北海小豆と数種類の砂糖を使い分け純水を使用し、自家製で餡を作っています。また、この自家製餡と同じく力を注いでいるのが、季節を表現する上生菓子。その季節の美しさをお菓子で表現し、お茶席や皆様のご家庭で、目で楽しみじっくり味わっていただけるよう、丹精込めてひとつひとつ丁寧に作っています。

現在和菓子を作っているのは、4代目の岡部 登さん。
そして店頭で明るく出迎えてくれる若女将が、岡部美雪さんです。

当日はお二人とリモートで繋ぎながら、和菓子づくりを教えていただきました。


■ 参加者同士で自己紹介

今回集まったのは10名。ファンミーティングなので、みんなと自己紹介をしました。

今回集まった参加者の皆さんの共通点は「和菓子好き」ということ。

普段から和菓子を食べることが好きだったり、和菓子を作ってみたいという方々が集まりました。

中でも盛り上がったのは「自分のふるさと紹介」。

出身地がバラバラだった参加者の皆さんは、地元の人だからこそ知る特産品や文化などを聞き、いままで知らなかった地域の魅力を知ることができた様子で、この後の座談会でも話が弾んでいました。


■ ファンミーティングの様子

さっそく和菓子づくりを体験!

濱岡屋の暖簾を前に、若女将の元気なリポートからリモート中継がスタート!

濱岡屋は、2年前にお店を移転しリニューアルオープン。
今回は、工場から職人に和菓子づくりを教えてもらうということで、濱岡屋の特徴でもあるレンガを詰んだ釜戸を見させていただきました。

実は、深谷市は「レンガのまち深谷」というアピールをしている通り、レンガが有名なまち。

明治20年(1887年)に設立された日本煉瓦製造株式会社は、大河ドラマで話題になった、郷土の偉人渋沢栄一翁らにより深谷市に設立され、明治から大正にかけて、東京駅をはじめとする多くの近代建築物がここで生産されたレンガを使って造られたそうです。

濱岡屋では、レンガの優しい熱伝導によって、小豆をまろやかな甘さにしています。そのおかげでおいしい和菓子がつくられるのだそうです。

オンライン中継をして、和菓子づくりを体験!

今回作るのは、上生菓子。黄色いバラの練り切りをつくります。

手を消毒し、手袋をつけて準備完了。
事前に濱岡屋から送っていただいた餡を使って、本格的な練り切りに挑戦です。

白餡で練習をし、黄色・オレンジと黒餡で本番。ドキドキ。

できそうで、実は、かなり難しい練り切り。
職人が作った見本を見ながら、白餡での練習を2〜3回繰り返しつつ、「さっそく本番!」となると、不思議な緊張感が漂っていました。

黄色い餡にオレンジの餡を押し込み、黒餡を丸め込む作業。

「これでいいのかな?」「出来ましたか?」と同じテーブルと確認し合いながら、リモートで職人にも確認してもらって、なんとか納得のいく形を作っていきます。

ただ丸めるだけではない、という和菓子の難しさと職人の技術の素晴らしさを感じました。

実際に職人がテキパキと形にしていく様子を見て、
「すごーい!」「なかなかむずかしいですね」などと感想が飛び交っていました。

職人も、参加者の手元を見ながら、
「上手にできていますよ」「もう少しグッと押し込んだ方がいいですね」
などと丁寧にアドバイスをしている様子も。

リモートの中継ではありましたが、参加者と、濱岡屋さんの距離がグッと近くなったような時間を過ごすことができました。

実際に濱岡屋に行ってみたい!という参加者もいて、濱岡屋の皆さん(岡部夫妻)も「お待ちしております!」と終始、笑いの絶えない雰囲気で和菓子づくり体験を終えました。

自分で作った和菓子を食べながら座談会

少し休憩を挟んで、自分で作った、できたての和菓子をいただきます。

ふるさとチョイススタッフ、そして、深谷市のふるさと納税担当である原田さんも一緒に参加しました。

座談会では、普段どのような地域にふるさと納税をしているのか?という話題や、深谷市のおすすめの観光地や返礼品、そして今後のみんなとチョイスの活動に対するアイデアなどを同じテーブルの参加者と話していました。

このように参加者のみんなと、直接お話ができるのもファンミーティングのいいところですよね。


■ 参加者の声

参加者の皆さんから、ファンミーティング感想を聞きました

  • 初めて和菓子つくりを体験でき、大変充実した楽しい時間を過ごすことができました。これを機に深谷市に訪れてみたいと心から感じました。

  • 楽しみにしていた和菓子づくり体験も、濱岡屋さんの丁寧なご指導のもと、自分にとっては素敵な上生菓子に仕上がり大満足です。素敵な機会を設けていただきありがとうございました!

  • 座談会でほかのファンの方やスタッフの方とお話しできて大満足!

  • とても素晴らしい体験をさせていただけて、地域の方々そして地域と私達を繋いで下さるトラストバンク様に深く感謝いたします。

  • 深谷といえばネギ!という知識しかありませんでしたが、目から鱗の楽しい時間でした。町の将来を見据えた取り組みにもふるさと納税がどんどん活用されていることに感心しました。


■まとめ

今回、みんなとチョイスのファンミーティングは初めてのリアル開催。

参加者の皆さんがどんな気持ちで参加しているのか?とドキドキでしたが、深谷市や自分の地元に興味関心を持ち、地域の魅力に触れることを楽しみに参加してきた方々が集まっていて、直接いろいろなお話ができたことが素直に嬉しかったです。

また、中でも印象に残っているのは、今回のファンミーティングを通じて「これからも応援したい地域に出会えるって特別ですね」というお声。

さまざまな課題を目にして、地域を元気にしたい・応援したい!という気持ちがあっても、なかなか行動することは難しいですよね。

でも、ふるさと納税は、楽しみながら地域貢献ができる一つの手段です。

このファンミーティングを通じて、自分が応援したいと思える地域に出会うきっかけになれば…と思いながら、この「みんなとチョイス」を運営しています。

このような素敵な出会いをこれからも作っていけるように、今後もさまざまな機会を作っていこうという励みにもなりました。

ご参加いただいた方々、ありがとうございました!


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