焦らない、慌てない

最近、慌てたり焦ったりしたことはありますか?


ショクバカフェはありがたいことに毎日たくさんのお客様にお越しいただいています。
来店されたお客様には、コーヒーや紅茶などのドリンクメニューはもちろん、パスタやドリアなどのフードメニュー、ティラミスやチーズケーキなどのデザートを提供させていただいています。

これらのメニューをできる限り早くお客様に提供しショクバカフェでのひと時を楽しんでいただきたいのですが、休日など混み合っている日にはどうしてもサービスの提供スピードが遅れてしまうことがあります。

料理は完成しないのに注文票だけは溜まっていく一方。
「早く出さなきゃ」「お客様を待たせてしまっている」と焦りと不安で心がいっぱいになってしまうことも少なくありません。

私も、ショクバカフェで働き始めた当初は右も左もわからず、レシピをみて、手順を確認して、作業をして、またわからなくなったらレシピを確認して、の繰り返しでした。
入ったばかりであれば、次から次へと来る注文と上がらない自分の提供スピードに、焦りと苛立ちくらい感じてしまいます。
そして、そのよくない精神状態が起因してミスを連発してしまい、落ちこんでしまい、それがまたミスにつながってしまう、というよくない連鎖が起きていました。


何回か出勤して作業にも慣れた頃。
私は、「焦っても、慌てても、あんまりいいことない」ということに気がつくことができました。

その日から、どれだけ注文が多くても、提供スピードが遅れていても、なるべく平常心を保って作業するように心がけています。
そのおかげで、以前よりもミスの回数が減り、美味しい食事を提供できるようになりました。

当たり前のことかもしれませんが、
どれだけ厳しい状況でも、「焦らない、慌てない」ことが肝要だなと感じました。


しかし、なぜ焦ったり慌ててはいけないのでしょうか。

考えてみた結果、焦ったり慌てたりすると
・正確性が落ちる
・頭が働かなくなる

上の状態になってしまい、そのことが作業のミスであったり、悪循環を生み出している原因だと考えました。

なので焦ったり慌てたりしないようにするのはもちろんですが、
焦ってしまうと、自分の許容外のスピードで物事を処理しようとして正確性が欠けてしまうので、急ぎながらも「丁寧に作業をすること」を心がけることにより、ミスは少なくなると考えます。
また、あらかじめ自分なりの手順や材料の定位置を決めておくことなど、
「なるべく考えなくてもいいような工夫」をすることによって、頭が回らなくなった時でもミスを減らせるのではないでしょうか。


生活をしていると、時間が少なかったり余裕がなくなってしまう時もあります。
そんな時でも、そうじゃない時でも、慌てず焦らず余裕を持って行動し、成果を出していこうと思います。

ご拝読いただきありがとうございました。


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