紡がれて
何事も素直に受け取れない
ひねくれた考え方しかできない
口に出す言葉にも 裏がある
そんな あの人も
本来の姿は ひとつの 光
一本の毛糸を ひねって ねじって 編む
セーターみたいな人だ
それは また 厚みがあって
存在感もあるわけだ
思い込みがなく
素直に受け取れる
心と行動に 裏表のない
そんな 理想的な あの人
当然 ひとつの 輝かしい 光
縦糸と横糸が交差して 織られた
美しい柄の 反物
ただし 裁断して 仕立て上げねばならない
どちらも 紡がれてできた
糸 いと 意図
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