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後書きから読むこと
これは偶然だしズボラの賜物だけどわたしはかなり最初の頃から本は後書きから読んでた。つまりアウトラインと全体像を他人に外注してた。結果的には読書嫌いにならずに済んだと思う。
当時は先に解説を読んでしまうことに罪悪感があった。親にも先生にもまずは自分で読んで理解しなさいと言われていた。
だけど多分わたしの当時の能力では自力で一冊の本の全体像や構造を把握するのは不可能だったと思う。そして愚直に最初から読むことだけしていたらすぐに読書嫌いになったと思う。
しかしズボラなお陰で読書の楽しさを知り、ネタバレに影響されず、再読を楽しむことができる様になった。のちには権威のある人が書いた後書が必ずしも正しいわけではないことも気づくことができた。
だからと言うのもなんだけど読み方のお作法、読書道みたいなものを口うるさく言うのもどうかなという気持ちがある。
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