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糖尿病って遺伝するの⁉️

元力士で現みんなの森整骨院 雲仙みずほ院 院長諸隈です☺️

時々患者さんから「私の家系は糖尿病家系だから…」みたいに言われる事があります。

『糖尿病って遺伝するの⁉️』って疑問に思った事はみなさんありますか?

ある方もない方も今日は糖尿病についてお話ししたいと思います。

まず糖尿病とは『インスリンが充分に働かないために、血液中を流れるブドウ糖(血糖)が増えてしまう病気』です。 
インスリンは膵臓から出るホルモンであり、血糖を一定の範囲におさめる働きを担っています。

インスリンの働き



血糖値が高いままで過ごすと血管が傷つき、将来的に心臓病や、失明、腎不全、足の切断といった、より重い病気(糖尿病の慢性合併症)につながります。

日本には糖尿病患者は予備軍合わせて約2200万人以上いるといわれています。

糖尿病


糖尿病は『1型糖尿病』と『2型糖尿病』に分かれます。

『1型糖尿病』は膵臓のランゲルハンス島と呼ばれる部分にあるβ細胞が障害されてインスリンを産生できなくなった結果、高血糖状態が続いてしまいます。このため血糖値を下げるため注射によってインスリンを補う治療が必要です。1型糖尿病は子供や青年に多く発症します。

『2型糖尿病』は遺伝的な要因に運動不足や食べ過ぎなどの生活習慣が加わって発症すると考えられています。糖尿病患者の9割以上が2型といわれていて、中高年に多く発症します。

上記のように少なからず遺伝は影響しています。特に日本人は欧米人と比較してインスリン分泌能が低い遺伝的因子もあります。
しかし遺伝もそうかもしれませんが、同じ家族内で過食や運動不足といった習慣が受け継がれ糖尿病を発症してまう環境的因子の方が私は多いのではないかと思っています。


話は逸れますが私が力士だった頃の事を書きます。
『お相撲さん=沢山食べる飲む=糖尿病』
と連想する人も多いかもしれません

しかし私の周りの力士には糖尿病の人はほとんどいなかったと記憶してます。
力士は稽古でヘトヘトになるまで身体を使います。その上で沢山食べますから太っていてもメタボなどの生活習慣病を引き起こす内臓脂肪型の肥満ではないのです。

身体を大きくするために食事をしますが、脂肪が貯まる間もなく、稽古で脂肪を燃焼している事が糖尿病を防いでいるのですね。
まぁ中には稽古もほどほどに『食う寝る遊ぶ』で糖尿病になってる人もいたとかいないとか…


話は戻って…
伝統の慣習に従って稽古に励み、規則正しい生活をしている力士は糖尿病にならず、むしろ規制のない生活で過ごしている一般人の方が糖尿病になる率が高いという事です(*_*)
ですから私も辞めてからの方が気を使ってます(笑)

そして糖尿病にならないように、極度な食事制限してダイエットをする人が少なくないのですが、これは逆効果です。
食事量を極端に減らすと筋肉量が減り、筋肉が少なくなると、糖の消費量も少なくなり、基礎代謝が減少して食事によって上昇した血糖値が下がらなくなってしまいやすいです。

糖尿病を防ぐには食べ過ぎの食生活を改めてバランスよく栄養を摂り適度な運動をする事が第一です

元力士が作ったチャンコ鍋🍲



梅雨を経て暑い夏がやってきます。
外に出ず家にいる機会が増える方も多いでしょうから、家の中でも出来うる運動をして筋肉落とさないように努めて下さいね。

それでは次回またお会いしましょう👋


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