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自分が好きな葉巻は何か?の導き方

葉巻の種類はタバコが1だとすると葉巻は100あると思うぐらいがいい、というほどに種類が多いです。

そんな中で自分が好きなものを探すには全部を吸っていかなければならないです。いい一本に巡り合えたら人生を変えると言っても過言ではないほど。しかし、問題はそこまでお金をかけれない・・・という資金的事情です。

葉巻のレビューを見たとしても人それぞれ「好き好き」は多様ですから、レビュアーが「好き」と言っても他の人からすると残念な味だったり、あの葉巻はダメだ!という人がいても、吸ってみると美味しかったり・・・という経験を自分がしてきたので、レビュアーがこのようにコメントしていたら、自分に合う・・・というのを参考までに私が紹介しようと思います。

辛いものが好き・タバコを吸うのに抵抗がない

ニコチンに対して感受性が緩やかになっている人、辛い(刺激が強い)ものが好きという人達にとってはニコチンが強い葉巻がオススメです。

そもそも葉巻はタバコの10倍ニコチンが含まれています。

ニコチンというのは時間と共にどんどん抜けていきますので、「お店に寝かしてある葉巻」や「ビンテージモノの葉巻」はおそらく「美味しくない」と感じるでしょう。

葉巻の王様である「ハバノス」は基本的に甘ったるい香りがするものが多いので、その中でも「重たい香り」がするパルタガス・アップマン・パンチなどを「美味しい葉巻」と評価する人が多いですね。

三大シガーブランドである「モンテクリスト」「ロメオ・Y・ジュリエッタ」「コイーバ」でタバコを吸っていた人達の評価は、「コイーバ」「モンテクリスト」が美味しい葉巻で、「ロメオ」はまずいとは行かないまでも、吸いたいとは思わない、と評価されています。

葉巻のレビュアーは以下のようにコメントするでしょう。

ガツンとくる味」「重たいシガー

タバコに刺激を求めていた人は「ほら!刺激的だろ!美味しいと思うぞ!」というのが評価のコメントに出てきます。

工場出荷時はもっともニコチンが多く、また、それでも吸いやすい状態にしているので買ってからなるべく早く吸う・・・という方法が美味しい葉巻を吸うコツです。

甘いものが好き・タバコは吸わない・嫌い

タバコを吸わない人には甘党が多いです。ニコチンに対して感受性があり、ニコチン酔いしやすく、逆に言えば禁煙すると他の人より簡単に達成することができます。

そういう人にオススメの葉巻はニコチンが弱い葉巻。

タバコの葉はハバノスでも同じ畑で採れたものを様々な製法で葉巻へと加工していきますので、葉巻の味がそれぞれ異なるのは製法が異なるというのが大きいと思われます。ということは、ニコチンはどれも最初は多く含まれていますから、熟成をどうするかでニコチンを飛ばす量を調整し異なる葉巻を作っているということになります。

そういう人はキンテロ、オヨー(HOYO)、エル・レイ・デルムンド、サン・クリストバル、ケドルセ等がオススメです。

また、お金があるのなら「ビンテージ葉巻」がオススメです。ワインやウイスキーと同じく寝かせてニコチンをいい具合に抜いた葉巻ですので、刺激が少なく純粋に香りを楽しめます。

ニコチンが抜けたもの(熟成されたもの)を美味しく感じやすいので、例えばパンチなどをヒュミドール内で一年寝かせて吸うと美味しく感じる人が多いらしいです。

ただし、ニコチンが完全に抜け切った場合は葉巻としての香りもほとんど抜けてしまうので注意が必要です。ワインやウイスキーなどと違って寝かせればいいものではありません。

これらのシガーを評価するレビュアーのコメントは以下のようになります。

シルキー」「ミルキー」「ナッツィー(ナッツ風味)」「香りが強い」「舌にべったりまとわりつく味」「雑味が多い

ただ、葉巻がタバコと異なり香りを重視するものなのでこちらの葉巻の方が本来の意味で葉巻吸いが好む味と思われます。

辛党・甘党別の葉巻を美味しく感じる吸い方

吸い方で味が変わるのは葉巻もタバコも同じです。

強く吸えばより味は重たく刺激的になります。ですので辛党の方は思いっきり葉巻を吸い込んで、煙を自分の周りに吐き出して煙に包まれながら強烈なニコチンとその中にあるわずかな香りを楽しむのがオススメです。

葉巻が短くなっていくにつれて美味しさが増します。

一方で甘党の方はなるべく燃焼の熱が上がらないように吸い込む力を極限に緩やかにしましょう。ロメオのように吸い込むのに力が必要な場合は特に意識しなくてもいいです。

香りは煙の中だけでなく視覚で確認できないところにもありますから、吸うのを止めて燃焼する時にでる香りを自分の顔に被せながら楽しむのもありだと思います。

葉巻が短くなると熱源と酸素供給源が近いので味がキツくなります。
短くなるにつれてより慎重にクールスモーキングを重視した吸い方にしましょう。 いよいよ短くなり、口の中に暖かい空気が入るようになったら、今度は吸わずに香りだけを楽しみましょう。



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