奨学金という名の借金を繰り上げ返済した話③

さて、第2種奨学金を完済した私ですが、
②で書いた「猛スピード繰り上げ返済」が可能だったのには、理由が沢山ありました。

私は年収約500万前後、当時社会人4年目でした。
そして、一人暮らしではありません。でも、実家暮らしでもないです。
じゃあ何なん?って話ですが、パートナーと二人暮しです。
このパートナーの応援がめちゃくちゃに強かったのです。

パートナーであるこの同居人(以下、同居人)は、私より年上で収入も私より一回り多いくらいの人です。
この人が生活費のうち7割を負担してくれたのです。デカすぎる。今思い出しても神なのか…?仏なのか…?というレベル。
あと、家賃もそこそこ都市部に住んでいる割にはかなり安いです。
築年数がン十年ですが鉄筋コンクリートづくり、中はリノベーションされていて2人暮らしで3DK、家賃11万5000円です。
2人で半分にして5万7500円です。そこそこ都市部で。

家計はこのような負担割合でした。(同居人:私)
・家賃 5:5
・生活費(通信光熱費含む) 7:3
・外食費 7:3 or 6:4
・旅行など外出先の宿泊費など 5:5

これがめちゃくちゃデカかった。これのおかげでどれほど助けられたか…いや、キツかったんですけど、せめてもの救いって感じでメンタルが本当に救われていました。
上記は実質「実家住み」と同じくらいのチート技でした。技じゃねえか。環境か。同居人には感謝しかないです。今後は私も稼いでここまで負担してもらわなくてもいい状態に持っていきたい。

これに加え、私の働く業界の勢いが増して収入が増加傾向になったのも、返済額をガツンと増やせたことの追い風でした。
今多少貯蓄が減っても、1年とか2年とかで取り返せるだろう…と思えたわけです。1つの安心材料でした。

さらに、モチベーションにしていた事柄もあります。
ただただ借金返済だけだったら、きっともっと気が滅入っていた事でしょう。
私には、でっかい目標として、欲しい車があったのです。
しかもわりと高い。そして新車で買いたい。
買う時はローン組むことになるから、それより前にこの利子付きの借金だけでも返しきりたい。
これがモチベーション維持に強く影響しました。
この目標がなかったら、絶対こんなスピードで返済など出来ませんでした。

さて、これまでどうやって返したか、何故返せたかを書いてきました。
④では、これまで書いてきた私の経験から、これから私と同じことをしようとしている人に伝えたいことを書きたいと思います。



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