防災の観点から企業の事業再開を考える

鎌倉では、「津波が来る前に高いところへ逃げようプロジェクト」と称して、毎年防災イベントを実施していました。ハザードマップに合わせて、津波の到達地点をビルに示したり、大きな地震を経験した方々のお話を聞いたり、子供達へ消火器の使い方や、毛布でけが人を助ける担架の作り方を学んだりしていました。
2020年からは、少し思考を変えて実施しています。鎌倉の企業の「BCP (Business Continuity Plan 事業継続計画)」の観点で検討をおこなっています。企業は、社員の命を守る事はもちろんの事、次はいかに早く事業再開ができるかの準備も行っておく必要があります。それがBCPですが、その準備が無いと、同業他社から大きく遅れを取り、最悪事業を諦めなくてはならなくなり、ひいては社員を守ることも出来なくなります。
先日そのシミュレーションをゲーム形式で行ってみました。避難訓練を実施する企業は多いと思いますが、最短で事業再開を行うためのリスクヘッジもいかに重要かも理解出来ました。各社でBCPを作ってみたら、それを実際やってみることもお勧めします。

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