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例のシャーシ作ってみた

あれはもう2年くらい前になるでしょうか・・・
伝説のフラットボトム化をしたミニロボ
当時は大人大会のためにディフューザーを付けたいという欲と、それを叶えるためにフラットなシャーシを作るという荒技に出たのですが、前後の足の位置や強度、精度など様々な問題で1個だけ作って終わった例のシャーシがついに完全フルリニューアルされて帰ってきました。
前回の反省を活かして設計にも反映。

電池ボックスとしてほぼ完成の域に達していたこともあり、フラットボトムに近いアンダーカバーの作成はそれほど難しくはなかったです。
ただひたすらデザインに時間がかかった・・・

試作品として1個だけ作成
若干強度の心配があった部分を早速修正して次回記念すべき100回目のリビジョンで登場です。(多分必要な人がいないので作ってもあと2個くらい)


アンダーフロアなしとの比較

非常に重い(それはそう)
ウェイトをつける必要もなく、十分重心が下がったのではないかと思います。
性能的なメリットよりも見た目のインパクトと、ミニロボにシャーシの概念を持ち込んだ意欲作です🤔

空力を気にしもてねぇというところではありますが、ここはロマンです。
極限までこだわることに意味があります。
オンリーワンであることが重要です。


装着イメージ


完全にフラットだと強度と製造品質の維持が困難なので若干デザインを入れました。
フラットにしたいがためにスイッチの位置すら元に戻すという、、


事前の設計イメージ

以前の試作があったので、割と簡単と思っていたのですが、結果的には完全に作り直しになっているという・・
とにかく手間がかかりました(少しでもよくしようと検討に検討を重ねた結果😇)

ベースの電池ボックスをそのまま流用しているので、若干デザインが引っ張られた部分はあります。
最初は脱着式にしようと思っていたので完成まで無駄に時間を要しました(最終的には固定式にした)
*そもそも脱着できる意味ある?っていう😇


ロマン以外のメリット

今回のコンセプトは前回の試作からの反省も踏まえて、前後の足は四隅に配置するというところから始まりました。
ユニバーサルプレートを使って調整ができること、さらにワッシャーなどで車高の微調整も可能なことを必要機能として盛り込むこととしました。

・高速化したミニロボの操作性を安定させるために前後の足の位置を検討する必要がなくなる
・取り付けるだけである程度の方向性が決まって調整に悩まなくて済む
・重心が下がって安定する
・空力が良くなってトップスピードが伸びる(プラシーボ効果)

といったところでしょうか。
かっこいい以外にもいいことがあるように作りました。

最終的には全体のバランスで決まるので、ボディの軽量加工や前後のバランスに依存します。


この後は

性能試験

せっかくなのでSR-03で検証してみようかと思います。
いい結果が出ることを祈るのみです。


最終調整

前後の足の位置が決まったら余分な穴を削除してしまうか
調整の幅をある程度残すかは検討中
協力いただける方の意見を参考に次のバージョンに反映したいと思います。


いや、そもそも性能的な効果が薄い部分なので・・・
ロマンを追い求める人専用です!
つまり、今後のラインナップとしては、カナード、リアウイングなどの空力パーツ、エアインテークなどの冷却系補助パーツ、もはや性能とは関係ない領域でのパーツ開発です!お楽しみに?

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