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学ぼう産経新聞 「mRNAワクチン、なぜすごい?」

2023年11月 産経新聞
週刊毎週日曜掲載 学ぼう産経新聞
今週のテーマ「mRNAワクチン、なぜすごい?」


上記ページより一部引用

mRNAワクチンには、実用化に向けて3つの大きな壁があり、人類は科学力を結集し突破してきました。タンパク質の合成効率が低いという壁は、米ロシュ分子生物学研究所の古市泰宏氏(故人)が1975年、mRNAの端に「キャップ」と呼ばれる微細な構造を付けることで解決。mRNAが細胞の中に入っていかないという壁は、2000年代初頭、脂質の膜で包むとうまく入ることを多くの研究者が確認し、克服しました。
最後の壁は、免疫の働きでmRNAが異物と認識され破壊されることでした。でもカリコ氏とワイスマン氏は、mRNAをつくる4種類の塩基という物質の一つ、ウリジンの構造をわずかに変えると破壊されなくなることを発見し05年に発表。ようやく実用化が可能になったのです。


公器たる新聞なのに、mRNAワクチンに対し、正の面だけに焦点を当て過ぎだと思います。

自然のmRNAは壊れやすいけれど、ウリジンを修飾ウリジンに置換した人工のmRNAは壊れにくいという事だと思うのですが、そんな壊れにくいものを何度も体内に入れて大丈夫なのでしょうか?

mRNAコロナワクチンの大規模接種が始まった頃、RNAは体内で数日で分解されるから安心、と宣伝されていました。
現在、その安心とされていた理由の一つ、前提の一つが覆されています。この事をもっと危機感をもって報道してほしいです。

それにしても、安全面を強調する時は自然界のmRNAの特徴(壊れやすい)を全面に出して宣伝し、有効性を強調する時は人工mRNAの特徴(壊れにくい)を全面に出して、矛盾を感じないのかな?
自然界には存在しない、壊れにくくした人工mRNAを体内に「何度も」入れて大丈夫なのでしょうか?

上記ページと同じ内容が書かれたPDFはこちら👇https://www.sankei.com/nie/pdf/202311_week3_manabo.pdf


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2023年11月19日 産経新聞 


産経新聞社 編集局 新聞教育編集室
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