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【デッキ紹介】ティンダングルファラオ

こんにちは、はじめまして、リトルと申します。

今回紹介させていただくデッキはこちらの

『ファラオの審判』

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を使ったデッキを紹介させて頂きたいと思います。

効果を見ていただくとわかる通り、発動することが出来ればめっっっっっっちゃ強いです。

ですが効果を使うためにはこちらの

『友情 YU-JYO』  『結束 UNITY』

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を墓地へ送る必要があります。

『友情 YU-JYO』は遊戯王で唯一、相手(本体)に干渉することが出来ます。(意中のあの子に発動して、手を繋ぐこともできます。)
ですがゲーム上ではほぼ、効果のないカードも同然です。

『結束 UNITY』の効果は、使い方次第ではまあまあ強いカードになりますが、このデッキでは弱いカードです。

そしてまず最初に考えたのは、この2枚のカードをどのように墓地に落とすかです。
とりあえず、脳死で頭に思い浮かんだのは

『マジカルシルクハット』 です。

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ですが時代は11期。相手のバトルフェイズにしか使えないこのカードに頼ってデッキを組むのは少々不安がありました。

なので、基本的には『マジカルシルクハット』を使い、使えなかった場合のことも考えて、デッキを作ろうと思いました。

そして次に、この『マジカルシルクハット』とメインのカードである『ファラオの審判』を持ってくるカードとして、『悪魔嬢リリス』を採用しました。

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このカードはデッキから通常罠を実質サーチすることが出来、更にその効果を相手ターンでも使えるので、基本的には、1枚で『マジカルシルクハット』と『ファラオの審判』をどちらも持ってくることができます。

頭の中ではもう既にここだけで完結しているのですが、現実はそう甘くありません。

当然ですが『悪魔嬢リリス』は、デッキから持ってくる罠カードを相手にみせてから場に伏せます。
この見え見えの『マジカルシルクハット』をわざわざ使わせてくれるほど相手も優しくないです。
自分なら絶対壊します。

そして、『悪魔嬢リリス』も安定して場に出す手段が豊富にある訳でもないので、これだけでは当然デッキなりません。
更に『悪魔嬢リリス』は効果を使う為のコストとして、自分の場のモンスターをリリースしなければ行けません。(闇黒世界シャドウディストピアというカードを使えば話は別ですが、今回は採用していません。)

その為、今現在デッキに必要なカードは、
・『マジカルシルクハット』以外に『友情 YU-JYO』『結束 UNITY』を墓地へ送る手段。
・『悪魔嬢リリス』を場にだし、尚且つリリースするモンスターの確保。
になります。

そしてそれを解決するために選んだカードは、

『同胞の絆』です。

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このカードがあれば、手札に『悪魔族 闇属性 レベル3』モンスターを引ければ『悪魔嬢リリス』とコストにするモンスターを揃えることができます。

そして肝心の他の悪魔族 闇属性 レベル3のモンスターとして選んだのが、

『ティンダングル』です。

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ここでやっとタイトルの『ティンダングルファラオ』の『ティンダングル』が登場しました。

何故ここで『ティンダングル』を採用したかと言うと、先程課題に上がっていた、"『友情 YU-JYO』『結束 UNITY』を墓地へ落とすカード"という所も解決できるからです。

『ティンダングル』にはデッキから好きな魔法罠を何でも墓地へ落とすモンスターがいます。
そのカードが『ティンダングルトリニティ』と『ティンダングルドールス』です。

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『ティンダングルトリニティ』は『ティンダングル』のリンク素材に使用された場合、
『ティンダングルドールス』はリバースした時、
にデッキから魔法罠を墓地に落とすことが出来ます。

『ティンダングルドールス』のイラストはメチャメチャキモイですがかなり強いです。(初見は完全にハカイジュウだと思いました。)

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思ったより似てないですね。

……話を戻します。

もう1つ、『ティンダングル』を採用した理由として、『マジカルシルクハット』の自分のモンスターを裏側にする効果と相性がいいからです。

『ティンダングル』はリバーステーマな為、本来裏側で場に出したい所ですが、『同胞の絆』でデッキから表側で特殊召喚されたり、『悪魔嬢リリス』を呼ぶために表側で召喚する必要があります。
そこを『マジカルシルクハット』は裏側にすることが出来ます。
ここのシナジーは正直薄いですが『ティンダングル』を採用する理由としては充分だと思いました。

ここで一旦まとめてみましょう。

・『ファラオの審判』を使うためには『友情 YU-JYO』『結束 UNITY』を墓地へ落としたい。
・墓地へ落とすのには『マジカルシルクハット』を使おう。
・『マジカルシルクハット』と『ファラオの審判』をサーチしたいから『悪魔嬢リリス』を使おう。
・『悪魔嬢リリス』を場に出す方法や、効果を使う為のリリースコストは何にしよう…『同胞の絆』にしよう。
・『同胞の絆』で出すモンスターは、『友情 YU-JYO』や『結束 UNITY』を墓地に落とせて、尚且つ『マジカルシルクハット』で裏側にできるから『ティンダングル』にしよう。

ここで、「あれ?ファラオの審判で相手の動きを止めて、結局これ誰でライフ削るんだ?」と思った方、安心してください。『ティンダングル』にはしっかりフィニッシャーが存在します。

『ティンダンアキュートケルベロス』

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そして先程の『ティンダングルドールス』(通称ハカイジュウ)には、

このカードをリンク素材としたティンダングルリンクモンスターは1度のバトルフェイズに3回攻撃ができる。

という効果があります。
攻撃力3000の3回攻撃が出来ればフィニッシャーとしては充分でしょう。

さて、デッキの骨組みは出来たので、あとは軽く肉付けしていくだけです。

このデッキに他に欲しいカードとして

・『マジカルシルクハット』や『ティンダングル』で墓地へ送って強い魔法罠カード。
・『ティンダングル』のリバースをサポートできるカード。
・『悪魔嬢リリス』の効果の対象になる罠カード。

があると思いました。

まず、上2つに当てはまるカードですが、それには
『シャドール』を選択しました。
安定すぎて予想通りだった方もいるかと思います。

まず1番上の『マジカルシルクハット』との相性の良さがこちらです。

相手のバトルフェイズ終了時に『マジカルシルクハット』で『シャドール魔法罠』と『影衣の原核』を場に出し、『マジカルシルクハット』の効果により自壊。
その後に効果により墓地へ送られたので『影衣の原核』の効果により、先程一緒に場に出した『シャドール魔法罠』を手札に加えることができます。

そこそこ有名だと思うので知ってる方もいたかと思います。

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そして次に『ティンダングル』のリバースをサポートできるカードですが、これは言わずもがな『シャドール』はリバーステーマなのでちゃんとあります。
『影光の聖選士(レーシャドールインカーネーション)』を使います。

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ここで先程書き忘れていたのですが『ティンダングル』には最強の展開カードとして『ティンダングルドロネー』という罠カードがあります。

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②の効果が強すぎます。
この効果を基本的には相手のエンドフェイズに使い、自分のターンで『ティンダングル』モンスター達を反転召喚しリンク素材にします。

ですがたまに、自分のターンで墓地へ落とし、そのまま自分のターンに使うことがあります。
それだと、反転召喚出来ないのですぐにリンク召喚に繋げることができません。
その時に先程の『影光の聖選士』と『ティンダングルアポストル』というカードを使います。

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『ティンダングルドロネー』の②効果で出す3体のモンスターの中にこのカードを入れときます。
そして『影光の聖選士』の墓地の効果により『ティンダングルアポストル』のみをリバースさせます。
するとリバース効果により、『ティンダングルドロネー』で出した『ティンダングルアポストル』以外のモンスターを全て表側にし、即座にリンク召喚することが出来ます。


そして次に『悪魔嬢リリス』で持ってこれて、尚且つ『ティンダングル』や『マジカルシルクハット』で墓地へ落としても強い罠カードですが、これはシンプルに汎用性の高い『ブレイクスルースキル』を選びました。
ここの枠はぶっちゃけなくてもいいですが、あると戦いの幅が広がるので入れるのをおすすめします。(迷い風などもオススメです。)

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ここまで長々と喋ってきて、飽きてきた方もいると思うので、デッキレシピを貼って駆け足で行きたいと思います。

こちらがデッキレシピです。

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『ティンダングルジレルス』は『ティンダングル』の要であり初動です。それをサーチできる『裏風の精霊』です。

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『マジカルシルクハット』が2枚のみの理由としては、デュエル中に1度使えればいいと言う判断で2枚になっています。
『悪魔嬢リリス』でデッキから持ってくる時は、
『マジカルシルクハット』×2と『トラップトリック』を選びます。

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そして遊戯王を沢山やっている方は「シャドールが入っているのに『捕食植物ヴェルテアナコンダ』は入れないのか?」と思っているはずです。

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そして更に沢山やっている方は気づいてるかと思いますが、このデッキは全体的に

『ライフコストがエグい』

です。

『同胞の絆』で2000ライフ払い、『ファラオの審判』ではライフを半分も払います。

これを何度もした後のプレイヤーは軽くどつかれる程度でくたばります。(その為先程のブレイクスルースキルの枠をイタチの大暴発にするのもありです。家になかったので自分はいれなかったですが…)

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ですが『シャドール』も『ティンダングル』も裏守備テーマなだけあり守りに関してはかなり頼りになります。

『超電磁タートル』がいるのもその為です。

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『捕食植物ヴェルテアナコンダ』の代わりと言っては少し心許無いですが、代わりに『シャドールネフィリム』が入っています。
『ティンダングル』でリバースモンスターが沢山並ぶので意外と簡単に出せます。

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以上が『ファラオの審判』のデッキ、

『ティンダングルファラオ』

でした。

『ファラオの審判』自体凄く嫌がられるカードなので人によっては使うとイヤな空気になります。
ですが使い手の少ない面白いカードなので是非使って見てください。

『ファラオの審判』あるあるとして、使う時にイラストのポーズをしながら

「ファラオの審判発動!」

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といいます。楽しいです。

それと実質効果のない『友情 YU-JYO』ですが、
友達同士で使うと、面白がって握手が成功する時が多々あります。
ノリのいい友達だと、握手をしてライフが不利になる状況でも握手に応じてくれます。

なのでこのカードを使う時はしっかり手洗いうがいをしましょう。コロナ対策にもなります。(遊戯王の話…?)

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皆さんもコロナに気をつけて下さいね。(なんの記事だったっけ?)


それでは、ここまで見てくださった方、ありがとうございます!
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遊戯王の話などをして仲良くしましょう!
また見に来てくださると嬉しいです。
それでは、またお会いしましょう!さようなら!

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