タイパの独り歩き

 こんにちは、Yumaです。最近「タイパ」という言葉がZ世代で流行っていると聞くことが多いです。タイパとはタイムパフォーマンス。時間を有効活用しようというものです。ですが、ドラマは友達との話についていくために答えだけ知る、好きな役者が出ているところだけを見る、動画は倍速で見る、カラオケはサビだけ、などと独り歩きしている感じがしますよね。私もZ世代(Z世代とか言いたくないけど)なので考えてみました。

 まず、歩きスマホで映画などを見る人。梅田とか特に多いです。歩いていると歩くの遅すぎたりぶつかって来たりとストレスです。この行動もタイパなのか考えてみました。歩きながら何かをするというのは効率的に思いますが、怪我をしたりするとタイパは悪く、早く帰って家で見た方が幸せではないかと考えました。

 次に、動画を倍速で見ること。これはありかもしれないです。僕も情報を得るための動画は倍速で見ることが多いです。しかし、映画など娯楽は楽しむためのものなので倍速にはしないです。個人が楽しみたいから倍速にするのは構わないと思いますが、先述した、誰かの話題についていくために答えだけ知る、というのはそもそもその行動自体がタイパが悪いように思いました。

 カラオケはサビだけ。ショート動画が流行ったからでしょうか。僕はカラオケに行くと好きな曲を歌います。90年代から2000年代の曲が好きなので、イントロも好きです。(今の曲はサブスクで儲かるためにイントロがないとか)

 色々と考えてみましたが、タイパとは結局ながら動作のように思いました。結局タイパとはATMに行かなくて済むキャッシュレスやロボット掃除機くらいしか思い浮かびませんでした。娯楽にタイパを求めるのは癒しの時間すら無駄なように感じてくるのでおすすめはできません。仕事や家事などで効率化し、趣味の時間に時間を充てることが良いことなのではないでしょうか。

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