不食って暇なのよね〜

最近は、一日一食、だいたい夜の18時以降に(外が暗くなったら)食べることで落ち着いています。内容は徐々に、低糖質、薄味、植物性へとわりと自然に移行中です。

ところで。

「不食ってとっても暇なのよね〜」

今日は食事の時間までまだ3時間もあるため、これを書いています。

断食道場に行ったことはありませんが、断食期間中、「食べる」ということが生活からなくなると、かなりの暇を持て余すようです。逆に言うと普段の生活では、暇を埋めるため、空虚さを埋めるために、食べたり買い物したりしている部分もあると思います。そして、それが本当に体が求めていたこと、魂が求めていたことと違うために、結局満たされないってことなんだと思います。

食べていた頃は、食べるともれなく眠くなるので、睡眠で時間を潰すこともできましたが、食べないと頭が冴えているため、残念ながら眠くもならないのです(笑)

不食を目指す目的は、お金や時間の縛りから解放されること、自由を手に入れることでもあると思うのですが、実際苦痛に感じるくらい暇にもなり、そして私的に思うところあり、書き綴ります。

私の生活で言うと、仕事面も大分望む現実化が進み、全然忙しくない上に、割と自由な働き方ができていて、収入面も大きな不満はありません。その上、食べないとなるともうめちゃくちゃ暇になります。

結論から言うと、今はこのぽっかり空いた時間と向き合う時であり、味わい尽くす時かなと思っています。具体的には、瞑想するとかただぼーっとするとかです。

おそらく現代人は、このただぼーっとする時間がないと言うよりも、時間はあるけどできないというのが本音な気がします。休んだつもりでもスマホが手放せない人がほとんどではないでしょうか。寝る暇も食べる暇もないくらい忙しい方もいらっしゃると思いますが、それがイヤイヤやる仕事ではなく、心底没頭でき夢中になれる作業によるものなら、それが私の理想像だったりはします。

本当の自由を知っている人は少ないと思いますので、暇を持て余すのは仕方ないこと、ある意味訓練期間であり、凝り固まったエゴを手放すにはそれなりの時間がかかると諦めも肝心ですね。

仕事や生活(食事の準備とか)に勤しんでいる時は、暇ができたらあれこれやりたいことが思い浮かぶはずです。で、今私はその暇ができたフェーズにいるのですが、いざとなるとずっとやりたかったことに着手できずにいる自分がいます。これ、おそらく私だけではないのではないかなと。何かを表現してみたいというクリエイティブな願望があったとして、いざとなると向き合うのが怖いとか、本当にやりたいことではなかったとか色々理由はあると思います。

時間を無駄にしているような罪悪感もあり、読書や映画鑑賞に励んでみるのですが、受け身の娯楽というのは結局飽きるし、私が理想としている没頭とか夢中とはまた違う楽しみでもあります。やはりこういった楽しみは、本来やるべきこと(クリエイティブや表現、探求できる趣味や仕事)があってある程度忙しくしている合間時間で楽しむのがベストな気がします。

ぼーっとすることは、一生やり続けるわけにもいきませんが、実はとてもクリエイティブな時間だと思います。良いアイデアが浮かぶ時も、こういった思考が空っぽになった瞬間と言いますよね。だからぜひ、少食に励まれて、自由な時間を手に入れた皆さん、すぐさまやりたかったことに取り掛かれな買ったとしても、焦らずにぼーっとする時間を有意義と捉えて味わってみてくださいね。

そんな私も今日、あれこれ思いつくことや気が進むことをやり尽くし、諦めてベッドで猫とゴロゴロしていた時に、文章のアイデアが思い浮かびこれを書いています。

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