名前のない料理


最近、自分的に大ヒットした料理がこちら。

味噌おじや?


材料は、押麦、オートミール、納豆(タレなし)、味噌、煮干しの酢漬け。

自分が欲する味をイメージして足し合わせたらこうなりました。見た目は全然お洒落じゃない、名もない料理です。

まず、雑穀。もともとご飯(米)大好き人間でしたが、すごく重たく感じるようになり、この一年ほとんど食していません。他で代用できないかと考え、これまでほとんど縁のなかったオートミールと押麦を試して見たところ、粘り気が少なく、あっさりとした食べ応えで、今の自分にちょうど良いと感じました。

小麦のグルテンのことが取り沙汰されていますが、お米も糊(実際に糊として使われたりしますよね)であり、腸の中ではどのような挙動をしているのか気になるところで、かなりの消化力を必要とするのではないかと思われます。

外食メニューのような、いわゆる名のある料理は、食材や調味料がふんだんに使われており、大変贅沢で美味しいものですが、過剰であると感じるようになりました。減塩は意識した事はなく、一時期、天然のお塩なら積極的に摂るのが良いという情報を信じ、積極的にとっていました。その頃は塩味が好みで天日塩で漬けた昔ながらのしょっぱい梅干しも大好きでした。最近は味が濃すぎると感じるように。

食べなくなる過程で、味(調味料やだし)も要らなくなってくるのかもしれません。

味噌は、手軽さと興味から「液味噌」を初めて購入してみました。大手メーカーのもので、化学調味料やだしが使われています。あえて、こだわりを捨てようキャンペーン中で、価格重視で今回は選んでみました。味噌は苦味や甘味が強いタイプより、酸味の強いタイプが好みです。一度これだ!というものに出会ったのですが、それきり店頭で見かけることがなくなってしまい、銘柄も覚えてなくて、味噌ジプシーを繰り返しておりました。お酢を混ぜれば良いのでは?と思いつき試したところ、超絶好みの味となりました。お酢だけでも良いかもしれませんが、たまたま煮干しの酢漬けがあったので、贅沢バージョンです。タンパク質は意識していません。

固定観念を取り払うと、食事のハードルってどんどん下がるものです。

犬猫のフードには味がついていないけど、古代の人は、料理の味付けってどうしていたのだろうと思いを馳せ調べたりもしています。調味料って醸造だとか圧搾だとかの技術があって初めて成立するものだから、本来は人体にとって絶対に必要とか、ないと満足できないとかのものではないはずです。今は、調味料の味自体がどんどんキツくなっていっているので、料理がどんどんシンプルになって、最終的には動物の餌みたいになるかもしれません(笑)

極力買い物もしたくなくなり、お菓子離れが加速しています。ひたすらこんな感じのものを一日一食食べていたいです。

今回は、私のお食事をご紹介させていただきました。
それでは素敵な少食ライフを♪

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