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ミニマリスト

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#スキしてみて

人がいやいやながらいる処は、彼にとっては牢獄である。

私が高校生の時に『陰キャ』と『陽キャ』という言葉が流行った。 それぞれ『陰キャラ』と『陽キャラ』の略である。 陰キャというのは、人と群れるのが嫌いだったり、一人でいても平気だったり、もしくはコミュニケーションが苦手だったりという人。 一方で人といるのが好きで、たくさん人がいれば楽しいと思うのが陽キャだ。 私はどっち側だったのかと言うと、完全に陰キャだった。 別にクラスに友達はいたけど、休憩時間に友達と特段話すことがなければ、本を読む方を選んでた。 でも世間的や、親

「隠居っていうのも当たり前の選択肢の一つだよね」

なんとなく、隠居がしたいっていうふうに思った。 もし私が「何をやったとしても絶対に成功する」ってわかってるとしたら、例えば素晴らしい映画を作りたいって思うかもしれないし、アーティストになって音楽を作りたいって思うし、小説だって書きたいと思う。 けれども、世の中でそういう作品を作って、褒め称えられるような人って実際どれだけいるんだろうか。 全世界人口は80億人ぐらいいる。 その中でも、1億人はいない。1000万人。それでも多い。 100万人。 いや、10万人? 10

新社会人直前だけど、隠居がしたい。

私は隠居がしたい。 隠居したい人に対して、「どうして隠居したいのか?」と聞くのは、 野球選手に「どうして野球やってるんですか?」って聞くのと同じようなことだと思う。 それは楽しいからとか幸せだからでしかない。 野球をお金稼ぎのためにやってる人は現代じゃいないんじゃないだろうか?だって、お金が欲しいんだったらよっぽど経営者とか起業家とかになった方が効率がいい。 それでも野球をやってるって事は、野球をやってる時間というのがすごく楽しいからだろう。 私にとっての隠居も同

シンプルは〇、ミニマルは△

以前、私の部屋のルームツアーをnoteでさせていただいた。 常々思っていたことであるが、ネットで見るおしゃれなお部屋と、私の部屋は何かが違う。 もちろん、床が白いとか、インテリアが高級というのもあるが、 なんとなく、お部屋の雰囲気が違う気がする。 そんな悶々とした気持ちを抱えながら本屋に行ったとき、 ふと、どこかで聞いた言葉が頭をよぎった。 『シンプルは〇、ミニマルは△』 不必要なものを減らすことはシンプルであり、 そこから削り、尖らせることでミニマルになる。 私

【全論破】モノを捨てられない理由7選

ここ数年のミニマリストブームは留まることを知らない。 YoutubeでもXでも、ミニマリスト系のインフルエンサーは増え続けている。 あなたも、「ミニマリストになりたい!」「整った部屋で過ごしたい!」と思ったことがあるかもしれない。 少なくともこの記事を見ているということは、興味がないわけではないのだろう。 だがいざクローゼットを開いてみると、 「あれも置いとこうかな、、」「これもまだ捨てなくていいか、、」と なかなか捨てられない。 そこで今回は、あなたが片付けの際に対

目的がないなら電源を切れ

デジタルデトックスの一環として、画面を常にグレースケール(白黒)にしたり、Youtubeなどには時間制限を設けている。 だが先日久々に、5時間29分もスマホを見てしまった。 由々しき事態である。 Pixivという漫画サイトと、音楽プレイリストを作るためにYoutubeの制限を解除したのが原因だ。 今回は追加の対策として、使わないときはスマホの電源を切ることにした。 考えれば、当たり前のことではないだろうか? 夏服は冬になればクローゼットに仕舞うし、 包丁は使わない時

逃げるような人生もありだと知っておく

ミニマリストとして、不要なモノを減らし、必要なものだけで暮らすことを勧める発信をしている。 こうした発信をしていると、自然に物欲はなくなる。 そして考えてしまう。 「自分は何のために働くのだろう?」と。 多くの方は、欲しくもない、必要でもないモノを買い続けるために 必要以上に働く。 そして疲弊する。 私が働いた結果欲しいのは、四畳半程度の狭い部屋と、 ユニットバスでいいからお風呂、 あとはスマホなどいくつかのモノだけだ。 この生活を送るだけなら、多く見積もっても月

時間を無駄にしない。ただ、無駄にしないだけでいい。

『タイムマネジメント術』『時間術』『タイパ』 そんな言葉がはびこっている昨今。 「仕事を早く終わらせよう」 「人生は一度きりなんだから、1秒も無駄にできない」 確かに、限られた時間しかない人生を、仕事ばっかり、家事ばかりで終わらせたくはない。 だが、幸せな時間。例えばペットと遊んだり、小説を読んだり。 そんな時、ふと『時間』のことを考えて、「なにか生産的なことしなきゃ」と焦る。 それがすごく勿体なく感じるのだ。 少し考えてほしい。 そもそも、なぜ早く終わらせた

お金に開放されるってのは、めちゃめちゃ稼ぐんじゃなくて、「こんだけありゃシアワセ」をどれだけ下げられるか

お金に解放されたい、という思いがある。 これには共感してくれる方がほとんどだろう。 モノの値段を気にせずに買い物をしたり、自由にあちこち旅行に行ったり。 お金があれば、イヤなことからも解放されて、好きなことができる。だから、お金に解放されたい。 だが、いくらあれば解放されるのだろう? 月収20万?いやいや足りない。 月収50万?それでも解放されたとは言えない。 収入がどんどん増えていくようであっても、湯水のごとくお金を使う生活では、心の安らぎは永遠に訪れない。 ま

旅行の持ち物は少ない方がいい

少し前に、家族で一泊二日の旅行に出かけた。 国内の一泊二日旅だ、必要なものはそれほどない。 私は、旅行の度に「何が必要だっけな?」と考えるのが面倒なので、 スマホのメモ帳に旅行の持ち物を記録している。 これは今年の6月か7月に愛知県へ行った際の持ち物だ。 実際向こうで困ることも、水分食料以外に何かを買い足すこともなかった。 今回は試しに、さらに減らしてみることにした。 夏は終わったので、日焼け止め代わりのBBクリームは必要なし。 一泊二日なので、メモ通りなら1日分の服を

今使っているものが無くなるまでは買わない

昨日、『限定品は買わない』という記事を挙げた。 今日も同じ「~は買わない」系統だ。 我々の持っているものは、大きく「長く使う消費物」と「短く使う消費物」に分けられる。 長く使う消費物とは、普通に使っていれば減ったりしないもの。 カバンや服などがある。 一方で、短く使う消費物とは、使うたびに減っていくもの。 トイレットペーパーや調味料があるだろう。 また、私の趣味の中では香水や万年筆のインク、お香もここに入る。 今回は、この「短く使う消費物」のなかでも趣味的なものに

限定品は買わない

「限定品」というモノがある。 「季節限定」「今季限定」「今だけ!」など、 その言葉は私たちを巧みに購入に誘う。 食品などで「限定」と言われると、なんとなくプレミアムな気がして買ってしまう。 カバンや服などで「限定」と言われると、普通の商品と差別化されていたり、「もう買えないのではないか」と思って買ってしまう。 ですが、少し考えてみよう。 本当に美味しい、万人受けする食品なら、どうして限定にするだろうか? ベーシックで使いやすいカバンが、限定にされることなどあり得

『生産的』に蝕まれることなかれ

「生産性」という言葉がある。 「なんとなく、心や体にいいこと」という意味でよく使われている。 デジタル大事泉によると、 であるという。 1の方は、農業をしたりものづくりをしたりという意味なので、ここでは違う。 2の意味で、YoutubeやらSNSやらで取り上げられているのをよく見る。 私は大学生になってから、この「生産性」に半ば依存してきた。 朝起きたらプロテインを飲んで散歩。冷水シャワーを浴びて瞑想。 筋トレ、ブログなど、 「何かやるなら意味のあることを」と思っ

【ミニマリスト実家暮らし大学生】ルームツアーVer1.0

そういえば私、このnoteでルームツアーってしたことないんですね。 過去の記事を見返してて驚きました。(見逃しているだけかもしれません) ということで今回は、ミニマリスト実家暮らし大学生である私の、 ルームツアーをしていこうと思います! ①全体像まず、部屋の概観はこんな感じです。 本当は床を白やグレーに変えたいのですが、 来年引っ越すため、そのままにしてあります。 ②入口&作業スペース ドアノブには無印のリュックサックをかけてあります。 この中に腕時計や財布、サ