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【音楽】霜月、秋の日は釣瓶落とし

外に出たときの暗さ寒さにため息が出る季節になりましたね。
12月は忙しくしていてぬるっと年を越してしまう気がするので
このあたりで1年の振り返りをしましょうか。

今年は、停滞、後少し前進、の年でした。
あまり表立っては書いていなかったのだけれども、
実は昨年の終わりあたりからLIBERA ME DE MORT AETERNAのレーベル所属
の話が進んでいました。
セルフプロデュースに若干の限界を感じていたこともあり、
半年くらい、アルバム制作と今後の動きについてレーベルの代表と協議を重ねてきました。

ただ、どうしてもね。
合う合わないってあるよね。
どっちが良い悪いとかではなくて、私もいい年だし、若い子たちみたいに
従順になりきれないところもあり。
心がつらくなってしまって、レーベルを離れる決断をしました。

その間、新曲のリリースもせず、傍から見たらLIBERA動いてないじゃん!って見えたと思うし
結局動きを止めてまで考えていたことが白紙になって、ちょっとだけ心が折れかけて。

そんな時に、私がもう一つやっているsirokunoteというバンドの方で
新譜のリリースがありまして。
ミックス・マスタリングをお願いしたのがMUTECの佐々木さん。

仕上がってきた音を聞いて、あ、LIBERAもここでお願いしたいな、と思って
そのまま繋いでいただいてVocalのディレクションとレコーディングを
MUTECさんでお願いすることになりました。

本当にすごかった。
何がすごいって、的確にこちらの出したいニュアンスを汲み取って
体の動きまで教えてくれて。

私が未熟すぎるのもあるんだけれども、ああ、このような動きをすると
声はこう出るんだ、このくらいの熱量をこめても実際の音源には
このくらいしか乗らないんだ、じゃあこのくらいまで出さなきゃ…。

沢山色々なことを教えていただいて、上がってきた音源は今のリベラで出せる最高のものだと思います。
本当にありがとうございます。

そして、並行してジャケットをどうするかを考えていた時に
以前からお願いしたかったのが中川ユウヰチさん。

何を隠そう、私は中川ユウヰチさんの大ファンでして。

ファンすぎて、せっかく京都のライブに足を運んでいただいたときも完全に推しを目の前にしたオタクムーブで対応してしまったし
売れたら…売れたら依頼します…って言う気持ちでいたのだけれども。

私の中で、MUTEC佐々木さんに仕上げていただいた音が本当に良かったの。
それこそ今まで音楽やってきてよかったな、って思うくらいに。
じゃあ、この音には最高のジャケットを誂えて発表したいな、という気持ちがどんどん大きくなって。

ダメ元で、中川さんにジャケットの制作をお願いしたらなんと快諾いただけました。
嬉しくて関係者全員に歓喜のLINEを送りました。
作っていただいたデザインは私の大好きな中川さんの作品で、
嬉しくて嬉しくてなんていうか…本当に幸せな気持ちで。
裏ジャケットの写真にわぁ!ってなって。

話が前後するのだけれども、
LIBERAの新しいアー写撮影の場所は夕顔楼さんという大阪にあるBarをお借りしました。
こちらのBarは中川さんが以前行かれていたのをXで拝見して、
内装がものすごく好みなので次にアーティスト写真をとるならここ!と決めていました。

内装、最高じゃないですか?

ついつい直近のCDリリースのことに気が向いてしまうのですが
今年1年のざっくりとしたハイライトは

1月:deadman MUSICFARMでのファンクラブ限定イベント。
   普段自分が出せていただいているライブハウスで…というところで
   感慨もひとしお。
2月:LIBERA ワンマン。満席ありがとうございました。
3月:数年ぶり、山崎川の桜ライトアップを仕事帰りに見に行った。
4月:谷山浩子のライブを大阪まで観に行った。最高だった。
5月:誕生日。と、入院。ゲラン。
6月:手術の影響でライブおやすみ。親友たちとディズニー行った。
7月:石山夜市出演(ありがたい)とsirokunote主催。
8月:リアポ撮影。今年もありがとうございます。
9月:初めての福井遠征。
10月:北浦和で関東にいた時に組んでいたバンドメンバーの還暦ライブ。リアポ。

こんな感じ。


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