メタバースとNFTはEthereumなしには成立しない
どうもminicooheiです。
まずご報告 tokenPocket、とても使いやすくなりました。 各L2&Metamaskログイン対応
ご報告として、この度tokenPocketで ORUを組み込んだ OΞ (Optimism), Arbitrum, 今後ZKRUを搭載するであろう Polygon, ZkSync に対応しました。
また、metamaskログインにも対応しました!「なんかつながらないなぁ?」って思ったら「Metamask」か「青色のtokenPocket」を選択してもらえれば、95%のDeFi/Dappsにつながるようになりました。
特に日本語圏のDeFiやDappsの初心者〜中堅くらいのみなさまが、触りやすく、利用しやすい感じに整えましたので、ぜひお試しくださいませ。実際、セキュリティは高いまま、非常に使いやすくなりました。(チュートリアルや給付金ムーブもDeFiQuestみたいな感じで拡充します!)
ちなみに、掲載されてるすべてのDappsを触り尽くしているので、日本語でのフルサポートします。(+Matic/Optimism/Arbitrum すべて独自のINFURAノードなのでRPC難民になることもありません)*パスワード忘れは絶対にしないでください。
全tokenPocketユーザーの中で僕がtokenPocketを一番触っている自信がありますが、もし僕より使っている人いたらぜひお話聞かせてくださいね笑
新規登録 / ログインは煩わしい世界の名残
さて、本題。tokenPocketを長年使っていて感じることとして、新規登録 / ログインが煩わしいということです。(新しいサービス使うときにめんどいなーと思うことが増えました。これは不可逆な流れだと思います。)
Web3の世界観では、1~2タップでなんの情報を登録する必要もなく、web3ログイン(metamaskログイン)できます。Ethereumアドレスは、作られた瞬間からDID(分散ID)であり、もし情報が必要だったらENSに紐付けておけばよく、それを参照してもらえればよい世界になります。秘密鍵の署名によって本人性の担保が可能です。
メタバースを見据えて
今後「metaverse」と呼ばれる状況に世界がなっていったとして、ログインは残るのでしょうか。そして、デジタルアイテムが他の世界で共有できない状況になるのでしょうか?
僕はそう思いません。
僕は、「Sign-in with Ethereum」の世界がやってくると思います(EVM互換性のあるL2であれば処理は共通)これは「一回なれてしまうと登録がめんどくさすぎる」という慣性の法則的にも間違いない流れだと思います。
メタバース=Ethereumのスマコンを基盤にした世界
実際、メタバースというのは、「情報だけでない、価値のやりとりも伴うインターネットのこと」だと考えます。価値のやり取りをする以上、囲い込みがある場合、プラットフォーム同士の連携が必要になりますが通常これはうまくいきません。なぜならば、統一規格が生まれずらいからです。
なので、僕は今までのプラットフォーム的というよりはプロトコルが統一され、それを様々なサービスが活用していくようになると思っています。(ETHのアドレスがその人のマイナンバー、NFTがその人のインベントリって感じです。コントラクトに刻まれた情報がその人の経験値やスキルみたいなイメージです。Lootというプロジェクトはそれをありありと想像させてくれました。)
L2は、メタバースのマルチバース世界かもよっていう話
Layer2は処理速度が早くなるとかっていう話ももちろんありますが、僕はChainを変えるたびにこれは並行世界や異世界に転移した気持ちになります。同じアドレスなのにStateが違うからです。
そういうことを考えるとL2上に展開されたSynthetic Lootのようなコントラクトはメインチェーンのものとはロジックが異なる可能性があり、それはすなわちメタバースのマルチバースになるかもしれません。
ウォレットはどうしても大事。
問として、「Sign-in with Ethereum」の世界がやってきた際に、すべての世界の人が持たなければならないものはなんでしょう?
答え、それはWalletです。ブロックチェーンの世界では秘密鍵を持っていなければ存在しないのと同じです。そしてそれ故にWalletは超絶大事です。
Metamaskでいいじゃんという声が聞こえてきそうですが、僕は、そんな重要なものが一つの単一のサービス/プロバイダーに独占されるのはよくないと考えています。(Uniswapみたいなプロトコルならいいんですけどね)
当局から規制されたとして、分散していればいるほど規制耐性はつくことになります。加えて、いろんな嗜好性に合わせて、そして民族性に合わせて、もっといえば一人ひとりに合わせたウォレットが必要であり、僕らはそれを提供していきたいと思います。
相変わらずあまり、儲からないとしても引き続きtokenPocketを提供していきたいと思います。
どっかで、フルオープンソースにする予定なので待っててね。
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