ミントのラブダイアリー1 5話

今日も、朝ごはんのおにぎり食べて、出発する。いつもとは違う。
もっと、うきうきとしたきもちで。
私は、「あれ」の解決策を練ってきた。きっと、あいつたちには効果てきめんだ。
早速、教室に入る。
案の定、嫌な空気がはびこる。
「おっはよ〜!」
私は、できるだけ抜けた声であいさつをした。
福島や神奈川はなんだなんだとこちらに顔を向ける。
「あ!ねーねー福島さん!みてコレ!福島さんと神奈川さんが好きなサッカーチームが優勝したって!」
私はタブレットにニュースを広げて言った。
「おーマジか!」
「すっげー!」
案の定福島たちは食いついた。その間はいじめのリーダー格が別のことに夢中なせいで、他の人たちは倉前サンとこに行っている。
私は他のやつらに見えないように一成にちょっとほほえんで、福島たちにニュースの詳細を説明した。
つづく

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