見出し画像

[GBA:20] シャーマンキング超・占事略決3と私。

(私の中で) 今1番熱いTCG(トレーディングカードゲーム)は何か!?
遊⭐︎戯⭐︎王?ポケモンカード?蟲神器?
正解は「シャーマンキング超・占事略決」だ!

今回は「シャーマンキング超・占事略決3」シナリオモードをクリアしたので感想を綴る。(以下、「超・占事略決3」と呼称する。)
テンポよく進む試合展開とホビーアニメ然としたシナリオでとても面白かった。
GBAでTCGを遊びたい人には是非オススメしたい一作だ。

シャーマンキング超・占事略決3とは

2002年12月13日発売。
かつて週刊少年ジャンプに連載していた「シャーマンキング」を題材とするTCG「超・占事略決」のシミュレーターだ。(「シャーマンキング」自体の詳しい説明は割愛する)

まず、私はTCGに詳しくない。
「遊⭐︎戯⭐︎王」直撃世代として決闘(デュエル)を嗜んでいた程度だ。
あとは娘とポケカしたり、ダイソーで蟲神器をぽつぽつ集めているくらい。
扱いの難しい長期戦(コントロール)よりは短期決戦(アグロ)が好きだ。

そんなTCGにわかの私だが「超・占事略決3」はとても楽しめた。
試合展開がとにかく速いのだ!
その速さの秘密は「超・占事略決3」のルールにある。

スピード感溢れる試合展開

「超・占事略決3」のルールを説明しようとすると結構ややこしい。
なので詳しい説明は割愛して、ポイントのみ述べる。

試合展開が速いポイントは2つある。

  1. ドローフェイズに手札8枚までドローできる。

  2. ターン中、手札消費の機会がとても多い。

たくさん引いてたくさん使う。
デッキがガンガン回転するのだ。試合展開が速いのも納得である。
やられる前にやるアグレッシブなTCG、それが「超・占事略決3」だ。

もちろん取れる戦法も多岐に渡る。
今のTCGに比べカード数は少ないが、その分バランスに優れていると感じた。
安定して強い戦術(超魔法陣デッキ等)は存在するものの、こちらのデッキ回転も速いので十分勝てるのが「超・占事略決3」のいいところだ。

たまらない90年代ホビーアニメ感

シナリオモードでは、TCG「超・占事略決」を始めた主人公が仲間たちと共に大阪地方大会、全国大会と戦い抜いていく熱い青春劇が描かれていた。
90年代のホビーアニメ、コロコロやボンボンの作品(「レッツ&ゴー」とか「超戦士ガンダム野郎」とか)に近い雰囲気がアラフォーおじゲーマーの心を直撃だ。

ちなみに物語自体は懐かしさに満ち溢れているが、CPUは殺意に満ち溢れているので要注意。
序盤に原作最強格のハオとジャンヌを並べたデッキが出てきて目を疑った。
格好つけず、まずはチュートリアルモードで基礎を学ぼう。

なお私が最終的に辿り着いたデッキはハオ&アンナであった。
スピリットオブファイアで凌ぎつつ、アンナで1ショットキルを狙うデッキで、ドロー運さえ良ければ速攻で勝てる。
「超・占事略決3」において速さは強さなのだ。

シャーマンキング超・占事略決3を終えて

私は連載当時から完全版や続編、再アニメ化に至るまでの長い年月をゆる〜く追ってきたファンの1人だ。
再アニメ化の際にはソシャゲ「SHAMANKING ふんばりクロニクル」(ふんクロ)も遊んでいたが、「超・占事略決3」の方が遥かに面白かった。
今の技術で「令和版 超・占事略決」を作って欲しい。

あ、一点だけ惜しい点を書き忘れていた。
デッキ編集画面のUIがめちゃくちゃ使いづらい。
もし「令和版」が出ることになったら、是非改善して欲しいところだ。

さぁ、次のゲームへ行こう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?