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[GBA:24] スーパーロボット大戦Jと私。

今回は「スーパーロボット大戦J」のクリア感想を綴る。
約1ヶ月半に及ぶ激闘を制し、達成感でいっぱいだ。
以下、「スーパーロボット大戦シリーズ」をアルファベットで呼称する。

私がクリアした「スーパーロボット大戦」は「D」に続き2作目。
従って、「D」との比較を中心に記載する。

「D」の感想も綴っているので是非。

スーパーロボット大戦Jとは

2005年9月15日発売。
GBA版スパロボとしては最後の作品となる。

「J」は友人(スパロボ有識者)から「スパロボ界のギャルゲー」との事前情報を聞いていた。
なんのこっちゃと思っていたが、クリアした今は的を射た説明だと感じている。

「J」には3人のヒロインおり、出撃時に1人をサブパイロットとして選択する。
そして選択回数が多いヒロインとは要所要所でイベントが発生する仕掛けだ。
これをギャルゲーと言わずして何と呼ぶのか?

ちなみに私はテニアちゃん(赤髪、食いしん坊の元気系ヒロイン)推しである。

演出面の大幅パワーアップ

「J」では演出面が大幅にパワーアップした。

「機動武闘伝Gガンダム」 東方不敗暁に死す
「機動戦艦ナデシコ」 なぜなにナデシコ
といったイベントの一枚絵が挟まるようになり、見栄えが格段に良くなった。
特になぜなにナデシコの再現度がヤバい。スタッフの熱い拘りを感じた。

そしてイベント以上に驚いたのが戦闘アニメだ。
「D」もカッコよかったが、「J」は全くレベルが違う。
グリグリ動き、拡大縮小を駆使した戦闘アニメが展開される。
リアル等身ロボやパイロットのカットイン演出も賞賛しかない。

明るい印象のシナリオ

「J」の地球も「D」に負けず劣らず崖っぷちだ。
ラダム樹の汚染が進んでいるし、各作品の敵組織が地球侵略に乗り出しており、一致団結すべき人類はナチュラルとコーディネーターに分かれて戦争。
相変わらずの混ぜるな危険だ。
こんな世界で一般人が生活できているのか疑わしい。

しかも我らがスパロボ軍は後ろ盾を持たず、戦艦2隻であちこちを転戦する。
「D」では軍事同盟の遊撃部隊だったので、組織力が段違いだ。
資材不足に陥りそうだが、ウリバタケさんはアストナージ以上の天才なのかもしれない。

と、「D」同等の危機的状況のはずが、シナリオは明るく爽やかだった。
これはナデシコ艦長ミスマル・ユリカの為せる業だったと思う。

「D」ではシャアや神隼人といった頼れる大人が多数する。
対して「J」は大人がほぼおらず、最終意思決定をユリカに委ねるシーンが多い。
ユリカの判断は味方から甘いと言われることもあった。
しかし仲間たちはそんなユリカの下で一致団結し、激戦を乗り越えていくのだ。
この若さと勢いが爽やかなプレイ感に繋がっていたのだと思う。

好きなユニット BEST3

今回も好きなユニットを紹介する。

第3位 テッカマンブレード

非ロボ参戦の先駆け?

我が軍の特攻隊長。
避ける。殴れる。マップ兵器もある。継戦能力も高い。まさに隙なし。
原作では廃人ENDの悲劇のヒーローだが、「J」では救済されていた点も◎。

第2位 グランティード

サブパイロットはほぼテニア固定。

我らが主役機・グランティード。
スーパーロボット然としたデザイン、豪快な格闘がめちゃくちゃカッコいい。
そして後半からは防御面も強化されて手が付けられない。
ヒロイン選択で精神コマンドをカスタマイズできる点もGood。

第1位 バスターガンダム

コストかけたので主役機にも劣らない威力!

真っ当に強い連中を抑えて、私のお気に入り第1位はバスターガンダムだ。
これはもう好きだからとしか言えない。SEEDの機体で1番好きだ。
遠距離特化は主役機にはない唯一無二の個性。
長距離狙撃に範囲攻撃に、まさにグゥレイトォ!な大活躍であった。

スーパーロボット大戦Jを終えて

序盤は「主人公ちゃんと前向きになれるかなぁ」と不安に思っていたが、全くの杞憂であった。統夜はカッコいい。

シナリオも30話くらいを境に面白さが加速していった印象。
後半は一気にプレイしてクリアしてしまった。
テッカマンに救いがあってホッとした。。。

演出面でのパワーアップも驚愕の一言。
特に戦闘アニメはGBAとは思えない出来栄えで感動すら覚えた。
今から古い作品に戻ったら物足りなく感じるかもしれない。
次やるならDSかな?

さぁ、次のゲームへ行こう。

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