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劇づくり

私は自宅で英語教室をしており、その発表会もコロナ禍の1年を除き開講当初からずっとやってきましたが、3年前からは発表会の形式を

「英語演劇」

に全シフトして、オールスターズで行っています。
今年3回目を終えたところです。

初めての挑戦の時には何もわからずただ開催することを目標にして突き進みましたが、コロナ禍だったこともあり各クラス入れ替え制で行うしかなかったので、大きな会場ではありましたが、観客数は少なかったです。
2年目の去年は全員観劇を目指していましたが私の力不足で理解は得られず、観たいと思ってくれたご家庭や、私の思いを受け取ってくれた方々が最後まで残ってくださっていました。
3回目の今年は、やはり全員で最後まで行きたい!という思いが強かったですし、このようなご時世になっていてもやはり同じ教室で学ぶ生徒さんたちが一堂に会して、自分のお子さんだけじゃなくて仲間として応援しあっていく場所にしたい、ちいさい子たちが大きい子たちの発表を見ることで勉強になるという大切な意味もあるということをお手伝いしてくださるスタッフにお伝えし、最後まで残る意味のある会にしたい、その気持ちでフィナーレをプログラムに入れました。それも挑戦でした。(それは想像よりも大成功!感動✨)

【全員が劇をつくる】
教室でやる劇づくりの醍醐味は、全員で劇をつくる。というところにあります。
歌やダンス、表現するといったことが得意な子もそうじゃない子も、一緒に劇を作るんです。そこに、大きな意味があると思っています。
やりたくて出る、得意だからやるというわけではない。でもやっていくうちに知らない自分に出会ったり、友達と劇をやっているうちに「なんだか楽しいな」と思ったり、ステージに立ったあとに家族や周りの大人が手放しで認めてくれることを経験して育っていくことがあると思うんです。

毎年継続していくことの意味は、「また来年もあるから、来年はこんな風になっていたい」と未来の自分を描けるところにもあります。

【1か月で作る劇】
劇のために用意された期間は1か月です。しかしレッスンは週1回のため、4回の練習で練習し、ステージに立つことになります。(リハーサルもあるので5回とも言えますが)
その間、だれかが風邪をひいて休むこともあるし、中高生は部活の大会があったりして、全員がそろわないことも多いです。それでも決められた1か月でなんとかする。そこに意味があります。
完璧に仕上げることを目的としていません。限られた期間の中で自分たちの出せる力の最大限を目指すんです。練習期間が1か月というのは、普段のレッスンにカリキュラムがあってそれ以上時間を取ることができないという事情もありますが、それが思いもよらない子どもたちの力を引き出していくのではと思っています。

今日はここまで。続きアリ・・(いつかな)

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