見出し画像

そうだ、網戸を張り替えよう

早くも真夏日を迎えている。長い夏を快適に過ごすため、網戸のメンテナンスをしたい方もおられるのではないだろうか。

今日はわたしの網戸張替え体験について書こうと思う。
DIYの習慣もなく、体力があるわけでもなく、単に好奇心が旺盛なだけの38歳でもできたので、簡単にできることはわたしが保証する。
地味だが楽しいので、ぜひ気軽に取り組んでみてほしい。

わたしが網戸を張替えたのは、昨年の秋のことである。
何の気なしに母の部屋の窓を見たら、網戸が無残に破れていた。
母に聞くと、
「そうなのよ。もう何か月も前からこうなんだけど、業者に電話してる時間もなくて」
と言う。
だったらわたしが張り替えたほうが早いし安いのではないか。早速網戸の張り替え方を調べたら、案外簡単そうだったし、材料も安いのでネットで注文した。一週間も経たずに届いた。

張り替えネット、押さえゴム、押さえゴムを入れるために使うローラー

わたしは普段DIYもやらないし家具にも興味がないので、網戸の寸法の測り方も危ういのだが、そんな人が測ってたぶんこれでOKと思った張り替えネットでもピッタリサイズだった。
張り替えネットを押さえるゴムの太さは様々ある。母の部屋の網戸のゴムは、老朽化しすぎていてボロボロで細くなっており、太さが不確かだったので、2つの太さを買った。

材料が揃ったら、まず網戸を窓枠から外す。この留め具は様々な種類があるが、母の部屋はこのタイプだった。この写真に写っている裏側にネジを留める部品があったが、それに気づかず落としてなくしかけて非常に焦った。網戸を張り替えても窓に取り付けることができなかったら何の意味もない。
ドライバーを差し込んで古い押さえゴムを外す。
押さえゴムの先端をつかんで引っ張ると簡単に外れる。古くてボロボロのゴムは途中で千切れるので、取り外すのに時間がかかる。
千切れなければ、このように引っ張って簡単に取り外せる
押さえゴムを入れる溝を掃除しようとしたが、手持ちの古歯ブラシは小型すぎて溝の底まで届かなかった。毛の長いブラシを使うべし。
掃除を諦め、張り替えネットを転がして乗せる
洗濯バサミで張り替えネットを仮止め
押さえゴムを入れながらローラーで押し込む
ゴムや張り替えネットにたるみができないように、適宜引っ張りながら進める
押さえゴムを入れ終わったら、張り替えネットのはみ出している部分をカッターナイフで切り落とす
はみ出した張り替えネットを切り離して完成

庭で作業していたら、父が見に来た。
「そのネットどこで買ったんだ」
「ネットで買った」
というダジャレのような会話を意図せずしてしまった。

現在、網戸を張り替えて8か月経過したが、張り替えネットが外れちゃったとかそういうトラブルは起きていないので、成功したと言っていいと思う。

網戸の張り替え自体は簡単だが、網戸の取り外し・取り付けは注意が必要だと思った。2階の網戸の取り外し・取り付けはちょっとした冒険だった。
留め具には様々な種類があって、よくもこんなに多種多様な留め具を考え付いたものだと感心する。なぜこんなに種類があるのだろうか。使い分けるのだろうか。どれかに統一してほしいとDIY初心者は思う。

何でも経験である。
お試しあれ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?