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大明令改正議論紛糾、夏海両氏「離党も辞さない」

11月14日から始まった大明令改正議論が紛糾している。
急進的な改正を主張する夏原吉、海瑞両氏を中心とする非主流派と楊廷和執行部、そして張居正東京総督を領袖とするハルイ派の三つ巴の綱引きが行われているからだ。

「自民党ですらね、党内改革をやっていくと岸田さんは言っているんですよ!」

まず声を荒らげたのは海瑞氏、大理時卿と決して序列は高くないながらも、その清廉潔白な主義主張と内外問わず厳しい言葉で追及する姿勢に支持者は多い。

海瑞「文通費の廃止を掲げる他党も出てきた。庶の感覚を忘れては復明など成し遂げられない。大明令に文通費不受を盛り込むべきだ。容れられないならここにいる意味がない。」

続いて夏原吉氏も
夏原吉「党内財政の透明化、健全化を達成しなければ我々の目指す明るい政治は達成できない。離党も辞さない覚悟だ。」

有力官僚2名による離党のちらつかせに、党内からも動揺の声が…。

酈君玉「いやいやいや、お二人ともちょっと落ち着いて」
張居正「(復明のためには)党の塊は何が何でも維持しなくてはいけない。離党なんて軽々しく言わないでほしい」

会議は一時中断され、両氏の説得が行われましたが、最終的に両氏は離党しない方向で話がまとまった。

大明令改正議論はまだまだ難航が予想されそうだ。(顧炎武)

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