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【特集統一地方選】札幌市、知事選の激戦の下で大礼会が地盤固め

 早くも戦勝ムードに湧く統一地方選。大明復興委員会のオウンドメディア(御用媒体)である明華社通信では、全13回の特集で各道府県知事選、政令市長選の解説を行う。第9回目は札幌市長選。

 札幌市長選が26日告示され、大明復興委員会の楊慎氏(大礼会)木幡秀男氏(赤匪推薦)、3選を目指す現職の秋元克広氏(保革相乗り)、元札幌市市民文化局長の高野馨氏(地域政党)の3人が立候補を届け出た。
 大明委所属の楊氏に現職と新人2人が挑む構図で、2030年冬季五輪・パラリンピックの招致や人口減少対策などが争点となる。

 楊慎氏は、楊廷和首輔の子息。親子による権力の独占などの兆候は見られないものの、大礼会のプリンスと言われ派閥での要職を着実に歩んでいる。
 父楊廷和首輔も、低迷する内閣支持率へのテコ入れと親心から政令市への出馬を推薦したのだろう。

 北海道は、大明復興委員会内部の勢力争いが最も熾烈な地域である。北海道知事選、道議選及び札幌市議選では、救明戦線と奪門会の候補者が林立しており、文字通り血で血を洗う戦いが繰り広げられている。
 しかし、この渦中で札幌市長選だけは大明委統一候補を擁立することが出来た。大礼会の面目躍如である。

 楊氏はノースサファリサッポロ(豹房)で行われた街頭演説で以下の発言をした。

「札幌市の当面の課題はオリンピックと言われているが、こんな享楽には断固反対する。代わりに五倫を招致するべきだ。参加した朝貢国の儒者が、親、義、別、序、信を競う平和の祭典である。財政を将来にわたって圧迫するハコモノはいらない。むしろ市の文化へ貢献する政策である。」

 集まった100万人を越える聴衆は歓喜の叫び声をあげた。事前の世論調査でも楊氏の当選は確実視されており、他陣営にはあきらめムードも広がる。

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