小さくても大切なもの

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A post shared by 蒼倉 凛 (@aokura.r)

こちらの投稿で、「インコユーチューバーのセキセイさんが虹の橋を渡った」とあった。
虹の橋を渡るというのは、お亡くなりになるということ。

まさか！と私はYou Tubeを起動した。
悲しいお知らせなので涙が出るかもしれません。

そのまさかだった。
セキセイインコのうめちゃんが亡くなってしまったのだった。
うめちゃんの多彩なおしゃべりと飼い主さんの編集力でとてもおもしろい動画がたくさんあった。
母に勧められて見た動画が一番好き。

この世にこんなにしゃべれて、こんなに主張して、こんなにおもしろくてかわいいインコさんがいるんだと思わせてくれた動画だった。

それだけに悲しい。
うめちゃんの今回の動画を見た時、インコさんは小さいけど大切な命だと思わされた。
いつも思っていることだけど、『虹の橋を渡りました』報告の度、いつかうちのインコちゃんもそんな日がきっと来るんだと思わされる。

うちのインコちゃんは、迷い込んできた子だった。
母から写真付きで連絡が来て、私はペットショップの人に保護の仕方を聞き、無事保護できてから、うちの子として暮らしている。

インコやオウムを飼ったことがなかったので、ネットや本を見ながらお世話をしていた。
1度だけ死にかけたことがあった。
一生懸命いろんな動物病院に電話をかけまくった。
意外と鳥さんを看る獣医さんは多くないと
その時初めて知り、泣きそうになりながら何軒もかけた。
県外だけど車で20分くらいの鳥さんに詳しい動物病院を見つけて、1日で驚異的な回復をした。

獣医さんにいろいろ教えてもらった時、母と私は自分たちの知識の曖昧さに反省をしていた。
獣医さんは「知らなかったから仕方ないよね。これから知っていったらいいから。」と全然私たちを責めずに説明を続けてくれた。

私はこの日、「この小さな命を2度と蔑ろにしない。しっかり調べる。わからないことは獣医さんに聞く。健康上悪いところはしっかり対策する。放鳥時は間違えて踏んだりぶつかったりしないようにする。」と誓った。

小さくて大切な宝物なんだ。
もちろんその日はいつかやってくる。
その日が来るまでは責任を持って守り抜いてみせる。

P.S.うめちゃん、飼い主さま。
素敵でおもしろい動画をありがとうございました。
またごまちゃんの成長も見守らせてください。