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【電子書籍のメリット】いくつ言える??技術編:物理的なメリット集

電子書籍を出版するメリット

こう聞いて、何を考えますか?
権威性、誰でも簡単に出版できる、紙書籍よりコストが安い、読んでもらいやすい・・・などなどありますね。
【みん学】では日頃より電子書籍×権威性の方向で活動・執筆を推奨していますが、今回の記事では印象だったり抽象度が高い部分ではなく、具体的で物理的な面でのメリットを解説していきます。

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メリット①ブログに比べて集客に苦労しない

電子書籍が有利な点として、まず集客の苦労の少なさが挙げられます。ブログの場合は非常に広大なGoogle上で自分の記事を読んでもらうために、政界の変わり続ける「SEO対策」が必須となります。

ブロガーにとってはこのSEO対策、本当に消耗するんですよね。
そのうえ、苦労して見てもらったところで自分の「お客さん」が獲得できるかどうかわかりません。

一方、Amazonで電子書籍を出版した場合、集客はAmazonがしてくれています。加えて、星の数ほどあるブログと比べると電子書籍を出版している一般人はまだまだ少ないです。
つまり、ブログよりも目立つ場所・・・天下のAmazonが用意してくれた、ライバルの少ない場所で戦える利点があるということです。

ただし、これにすがりつくのはおすすめしません。
上記は確かにメリットの一つですが、日々拡大する電子書籍の市場に比例してライバルは多くなってきています。

みん学では「出版はゴールじゃない」と強く伝え続けています。
出版をゴール=出版を目的に、ただ執筆のみ頑張ってWordデータで個人出版を続けていても、レベルの高い方やプロ仕様の本(イラストや写真、レイアウトを作りこんだデータ)を出す方が増えていき、淘汰される日が必ず来ます。

作家になりたいのでしたら話は別ですが、そもそもそれなら初めから出版代行業者を利用するか、Adobe Indesignなどを使ってプロ仕様の書籍を出版するべきです。

大事なのは出版で得た権威性をどのように活かすか。
今の自分に、電子書籍の出版をかけ算に出来るモノがあるかどうか。
あくまでもそこを重視することをおすすめします。

メリット②ブログよりもファン獲得に繋がりやすい

何か答えを知りたくて検索したときに、良いブログや役に立つ記事は山ほどありますね。読んだ後にすごく感動したり勉強になったとします。
それらの記事の書き手の名前、何人言えるでしょうか?

その反面、良い本、感動した本、役に立った本の作者名は覚えているのではないでしょうか。

もちろん書籍を買ってもらう前提は必須ですが、本の持つそういった性質からブログに比べて商品の販売、自分の活動への関心を得る力は比較にならないほど強いのが電子書籍です。

電子書籍で高額商品を売る事=電子書籍でのマネタイズを推奨しているわけではありません。ただ後述する「書籍に設置するリンク」がある人、無い人ではどうしても出版によって得られるメリットの数に差が出ます。

具体的かつ物理的な目的が重要だというお話でした。

メリット③本来の目的への誘導がしやすい

メリット②で触れた話の手法に関する部分です。
紙の書籍でもURLやQRコードがつけられているのをよく目にします。
もちろん無いよりはあった方が良いわけですが、読者は中々実行しません。

電子書籍は書籍とはいえデータですので、ブログと同じくURLをリンクとして設置することが出来ます。
電子書籍の物理的な最大のメリットはここにあります。

つまり、電子書籍とは

・ブログが持つリンクへの誘導のしやすさ
・紙の書籍が持つ信頼獲得のしやすさ


この両方を兼ね備えていると言えます。

電子書籍のメリットを活かす「ハイパーリンク」内部リンク編

さて、前述の通り電子書籍にはリンクを設置して手軽にアクセスしてもらえる大きな利点があります。
このリンクの種類には2つあって、
①内部リンク
②外部リンク

に分けられます。
特に外部リンクについては重要なポイントになってきますが、当然書籍に関係のないリンクやアダルトサイトへのリンクなどは禁止されています。
詳細なルールはこちらの公式で確認してください。

まずは内部リンクの解説です。
これも電子書籍ならではなのですが、例えば目次をリンク化することにより目的のページに飛ぶことが出来る機能です。
読みやすさの観点から、専門書はもちろん50ページくらいの手軽な本でも設置すると便利です。

ムーア様台本のコピー (14)

内部リンクの場合は、まず飛ばしたい先(リンク先=章の始まりなど)をブックマーク化します。
飛ばしたい先の文章を範囲選択し、「挿入」タブからブックマークします。

ムーア様台本のコピー (15)

これでリンク先をブックマーク化できました。
次に、下図のようにリンク元(目次など)をリンク化します。

ムーア様台本のコピー (16)

こちらもリンク元のテキストを範囲選択し、「挿入」タブからハイパーリンクを選び、「ドキュメント内」を選択すると先ほどのリンク先(ブックマークしたもの)が出てくるのでそちらを選択すればOKです。

数が多くなるとややこしくなりますので、こちらの作業はすべて書き終えてからやることをおすすめします。

電子書籍のメリットを活かす「ハイパーリンク」外部リンク編

外部リンクとは文字通りの意味で、電子書籍から別のURLに飛ばすリンクの事を言います。
ブログ同様、電子書籍ならばアクセスもしやすい為、書籍を通じてご自分のホームページなどの「見てほしい所」に誘導しやすい。
前述したように書籍によってあなたへの信頼が高くなっている状態であれば、よりその可能性は高くなるでしょう。

繰り返しになりますが、こちらは高額商品を売って稼ぐ事を推奨している記事ではありません。売って稼ぐことが悪というワケでもないですが。

ただ、いわゆる「電子書籍は稼げる」というのは、単に本が売れてお金が入るという事ではなく、こうして信頼+アクセスしやすさを活かして商品が売りやすい事を指します。

浅い部分に囚われ、電子書籍の出版をただ「稼げる副業」として認識しないように気を付けてくださいね。

外部リンクの設置方法を解説します。内部リンクよりも簡単です。

ムーア様台本のコピー (17)

リンク化したい文章(HPはこちら、など)を範囲選択し、「挿入」タブからハイパーリンクを選び、URLを入力するだけです。
テキストの文字が青くなっていればリンク化出来てます。念のため出版された際に念のため確認するのを忘れずに。

活用方法の例としては、
・ご自身のHPへのリンク
・Twitterアカウントへのリンク
・書籍内で引用がある場合の引用元紹介

などです。

おまけ QRコードの作り方

QRコード、実は簡単に作れるのをご存じでしたか?
例えばこちらのwebツール。QRのススメ
URLを入力するだけで作成できて、しかも無料。
スタンダードなモノから文章型のコード、デザイン付きQRコードなど様々なモノが作れます。
電子書籍はもちろんですが、名刺作成など様々な面で役に立つと思いますので、ご存じなければぜひ使ってみてください。

・・・で終わろうと思いましたが、今回はもう少し踏み込みますね。

例えばこのQRコードの事。
知らなかったことはもちろん悪い事ではないのですが、こういった事を自分でどんどん調べて知っていく力はとても重要です。
「これできないのかな」
「どうやるのかな」と思ったら、まずは検索してみる癖をつけましょう。
ここの力が弱いと、無料のモノと有料のモノの価値を正しく判断できなくなってしまいます。

今の時代では頭に入れた知識量に加えて、正解が置いてある場所を探す力=検索力、質問力が重要なシーンが多いです。
検索力と質問力は上手く使えば、インターネットと他人の知識を第二の頭脳として扱うことが出来ます。

少々説教臭くなってしまいましたが、せっかく無料で検索、利用できるモノがあふれているのですから、上手に活用してどんどんスキルの幅を拡げて行ってくださいね。

今回の内容のさらに深堀りなどもっと聞きたいことなどありましたら、グループDMでも個人DMでも構いませんので、いつでもお待ちしています。

出版はあなたとみん学の第一歩。
その第一歩が遅れても絶対に放置しませんのでご安心ください。
どれだけ時間がかかっても、目指すもっと先のゴールに向かって一緒に頑張りましょう!

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