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雇われるばかりが仕事ではない


#はたらくってなんだろう

やっと願っていた時代が来たように思う。

かつてない【副業】ブームだ。

8時間働いて普通に生きていけることをめざす社会も大切だが、好きな仕事を好きなだけして、生きていける選択肢も増えていいと思う。

一方で汚く危険で身体に厳しい仕事も社会にはどうしても必要だ。コロナで注目されたエッセンシャルワークになるほど、まるで世界の下僕であるかのように低賃金で働いているのが現状。医師やナースという最先端の人々でさえ、かなり過酷な労働条件で働く人が多いのが明らかになった。

それなのに言葉だけで「感謝」を伝えてなんになるだろう。

エッセンシャルワークは、儲け度外視で社会全体で支えるべき仕事だと思う。例えば保育園の民営化はどんどんすすんでるけど、保育園がなければ保護者は安心して働けない。そういう仕事は民営化するにしてもほぼ税金でまかなえるくらいの精度が必要だと思う。

一方でわたしのお絵かきムービーの仕事は、直接的に人の暮らしには関わらない。正直、持ったことがない人にとっては「あってもなくても困らない」代物だ。

しかしあればプラスの方に持っていけるツールだ。今は空前の動画時代だけれど、「あなたってどういう人?」って聞かれたときに、10分ほど時間をもらって自己紹介とあなたの扱う商品までアピールできてしまうムービーはそうそうないと思う。そういうツールをちゃんと使いこなせている人にとっては、一度手にしてしまえば手放せないもの。それがあなた自身のお絵かきムービーだとも言えると思う。

わたしはもともと演劇をつくる世界にいた。若い頃は俳優一本で食っていける道を模索したが、自分が活躍できる場を掘り出しきれないうちにこの年令になってしまった。

しかしさほど悔いてはいない。その間いろいろな出会いもあったし、学びもあった。そしてわたしは未だに好奇心旺盛で、まだまだ成長するし、なんと、お絵かきムービーをきっかけにわたしは声をつかう仕事にも復帰できそうな勢いなのだ。

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わたしは、自分という人を大切にする人に出会い、その仕事を支える仕事がしたい。あなたが「わたしこういうことをはじめたよ」「わたしになにか手伝うことはありませんか?」「誰かの助けになりますよ」という思いを伝えるとき、わたしにお絵かきムービーをほしいと言ってくれたらいいな、と、願っています。

かつて若かったわたしは、自分を認めてもらえる仕事は、表現活動しかないと思っていた。ワタシはワタシを認めてもらうことが、第一義だった。しかし子育てや介護、様々な仕事を通して「誰かが幸せになることってワタシの幸せなんだな」と、実感できるようになってきた。

誰かの役にたてると、人は、嬉しい。誰でも生まれてきただけで価値があるけれど、その価値を確認するなら、誰かの幸福とつながっていること、誰かの幸福のためにはたらくことがとても大事なのだと確信している。

最初に副業と書いたが、今年はできれば在宅でできる仕事を増やしていきたい。事務とグラフィックデザインを仕事にしている。職場の考え方で事務仕事一本にされてしまうこともある。でも事務仕事で人手が足りないなら他の人を探してほしいという願いは伝えてある。

わたしはクリエイティブに生きていきたい。

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自分の経験をもとに思いのまま書いていきたいと思います。 現在「人工股関節全置換手術を受けました」(無料)と 「ハーフムーン」(詩集・有料・全51編1000円)を書いています。リハビリ中につき体調がすぐれないときは無理しないでいこうと思います。