探究型の学びについて考える

これまでも、何度も言葉としてとりあげてきた「探究」。
教育現場では、教科名にもこの言葉が用いられるようになり、
子どもたちにも探究を積極的に展開する場面が増えています。

学校の授業の話をたくさんここに書き並べたいわけではなく、
子どもたちに探究を積極的に展開することが、
どうして必要なのかという視点で、
あれこれ皆さんにお伝えできればと思います。
また、同時に、実はこのような学びを本当は理解してほしいのが
子どもたちの周囲にいる大人であり、
大人がこのような学び方をできることで、企業においても、
自身や組織が成長できるチャンスになるということを
ご理解いただけると一番お得ではないかなと思います。

結局、本当に何度も取り上げている話ですが、
周囲の大人ができていないことで、
子どもたちができていないことが本当にたくさんあります。
逆に言えば、大人の姿が変わることで、
子どもたちの様子が一気に変わっていくということです。
ぜひ、大人の皆さんにも自身の成長を楽しんでほしいと思います。

探究、探究型の学び、いろいろと言い方があり、
学びとしての特徴は本当にいろいろとあります。

特に、これまでの教育と比較されることが多々あります。
知識をひたすら暗記して、それをテストでアウトプットして、
どれだけその量を暗記しているかを確認する…
詰込み型というような言い方をされますが、
そのような学び方ではなく、探究をベースとした学びをする。
これが、子どもたちに伝わってほしい学び方。

一つ、いろいろと話す前に確認しておきたいのは、
知識を詰め込むような学び方を、全部否定する必要があるのか?
ということです。
知識がたくさん頭の中にある方が、探究の質を高めることができる。
それも間違いのないことで、否定する必要はないと思います。
知識をたくさん暗記することが得意な子だっているはずです。

私が前にも書いた通り、バランス。
暗記することしかできない、探究型の学びだけすればいい。
そういう発想から一歩引いて考えてみてはいかがでしょうか。

さて、皆さんで探究を探究していきましょう★

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