サウナ×コンカフェ！？驚異のコンセプトのサウナバースに行ってきた
０．はじめに
サウナブームと呼ばれてから久しく、最近では様々な形態のサウナが登場しています。初期の初期はサウナハットのクラインドファンディング程度だったものが、超ラグジュアリーな個室サウナ、AIオートロウリュを搭載したサウナ、絶対に混まないをコンセプトにしたサウナ、生姜をこれでもかとあらゆるところに詰め込んだサウナ、居酒屋とセットになったサウナに会員制サブスクサウナ、などハード面、ソフト面ともにそんなんあるの！？って思わせられることばかりです。
今回紹介するのはプライベートサウナとコンカフェが合わさった、秋葉原にあるサウナです。
サウナにコンカフェを組み合わせた・・・だと・・・？
最初にこれを何かのネットニュースで見たときはサウナブームとはいえこれは果たして成立するのか・・・？と思ってしまいました。
まずコンカフェなんですけど、基本的にコンカフェというのは推しの女の子が給仕してくれて、その姿を見守りながら時々おしゃべりしたりチェキを取ったりして交流をすることもできる、というところのようです。
我は今までコンカフェというものに行ったことがなかったので正直ガールズバーとの区別がついていませんでした。何か地下アイドルが働いていたりするところでしょみたいな。なので認識としては何か闇が深い場所って感じてました（すいません）。
サウナーがコンカフェに行くのか、というのは滅茶苦茶懐疑的で、サウナーにとっての推しはぶっちゃけサウナ（と水風呂と外気浴場などサウナ施設に関するもの）なのでサウナでととのったあとコンカフェのキャストを推す余裕はあるのだろうか・・・
最近のサウナブームでサウナにハマった人は意識が高い人も多いですし、コンカフェに行くような客層と一致するのか、と思いかけたところですが、ぶっちゃけひと昔前のサウナはちょっと特殊な趣味というか、アングラな場所というか、泥酔客とおっさんがたむろしている場所、みたいなあんまりいいイメージではなかったところがありました。昔はサウナが趣味なんて言おうもんならまあ拒絶はされないけど変わってるなって思われることは間違いありません。
まあそういう世間一般からはヤバいところと認識されているまたはされていた場所という意味では一致しているかもしれません。
１．サウナ施設としての評価
いきなりですが、サウナや水風呂、そして外気浴としての評価ですが、ぶっちゃけ最高です。サウナ好きなら絶対行くべきです、と断言します。
公式サイトは↑から
ここは一般的に個室サウナとカテゴライズされるようですがちょっと違います。正確には時間帯で予約人数が決まっていてその中でサウナ、水風呂、外気浴を楽しめる少人数サウナになります。この形態と似ているところで言うと神田サウナラボになると思います。
サウナ、水風呂、シャワー、外気浴場がこの時間帯に入っている人数で共用で、90分4800円。個室なら強いけど共用というのは・・・と思うかもしれません。しかしこういう少人数制のサウナには中々ない数々の魅力があります。
まずサウナ室と水風呂から。
サウナ室はまあまあ広く、ここを少人数で使えるのはかなり良いです。そしてこういうプライベートサウナにありがちな貧弱なストーブではなく、出力が強力なURサウナともいうべき最高級のものが投入されています。以下公式サイトの説明から
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エストニアのサウナテクノロジー企業・Saunum(サウナム)社が手掛ける 「Saunum Professional 」は、中・大規模の温浴施設に適した電気サウナストーブです。約200kg超のサウナストーンを擁する「 Saunum Professional」の最大の特徴は、特許取得済みの空気循環システム。ストー ブ上部にある吸気口からサウナ上部の熱い空気を吸い込み、ストーブ下部の排気口へと送り込むことで、サウナ室内の温度を均一にし、柔らかな蒸気が身体を包み込みます。「サウナは熱くてすぐに退出してしまう」「息苦しくてあまり好きではない」といった方でも楽しめるような “新・サウナ体験” をお楽しみください。
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実際その出力はすごく、温度計を見ると120℃と表示されていました。とはいえドライサウナのカラカラ感はなく体の芯までがっつり暖めてくれる感じです。何かこれだけで本気度がすさまじいです。
そして水風呂もその辺のビジホにあるようなバスタブではなく、温浴施設やスポーツジムにあるようなちゃんとしたやつです。温度設定は14～15℃くらいかな。シングルでエクストリームになりすぎず、かといって20℃前後のぬるいやつではなく、サウナーが好みそうなちょうどよい温度です。このサウナ施設の経営者思ったよりガチだな！？
外気浴場は水風呂からドアを開けて数秒の所にあります。動線も完ぺきだしインフィニティーチェアや普通のととのいイスなどが揃っています。もう何も言うべきことは無いです。
さて、ここの施設の最大の特徴の一つが女性熱波師によるアウフグースです。ニュースサイトや公式サイトにはその様子？みたいなのが載っていますが、ここに載せるとセンシティブやらでBANされそうなのでちょっと見に行ってみてください。ちなみにこのサービスがあるからなのか、サウナ室ではサウナパンツの着用が義務付けられています。
このアウフグースですが、ここ最近ブームに乗じてとりあえずスタッフがロウリュして数回仰いで終わり、とかまあそこまで行かなくてもスタッフが付け焼刃で覚えたような適当なやつではありません。
ちゃんと仰ぎなれている方による、しかもそれなりに時間をかけたしっかりとしたアウフグースです。今回はこの時間帯に私一人だけだったため、勢いのある熱波を時間の限り浴びせまくる、というのではなく包み込むような風でリラックスに重点を置いてやってくれました。なんだか本格的なサウナ施設でも中々できないことやっててヤバい。正直あるだけでもいいやくらいな感じでなめてました。
サウナ施設で女性熱波師によるロウリュも受けたことがあるのですが、その時のTシャツに短パンみたいなイメージがあって、今回水着でサウナ施設に入ってきたときはびっくりして思考がショートしかけました(笑)あれ？我そういうお店に入っちゃったかな！？？？みたいな感じで一瞬混乱しましたｗ
外気浴は浴室の外なので専用のシャツを着ていくようになっています。ただ、このシャツ着脱が楽なのとシャツやタオルをおいて置けるスペースが広く使えるので全然不満は無いですね。モンスターサウナみたいに炎上はしないのはこのためでしょう。
あ、あと書き忘れましたがここはセルフロウリュは現在禁止となっています。しかしその代わりにインターホンで女性スタッフの方を呼ぶことができ、その方にロウリュをしてもらうことが可能です。天国かな？？
自分で何が何でもロウリュしたい人には不向きですが、スタッフが適度な具合に自分のためにロウリュしてくれると考えるとこんなサービスまで付いてきてええんか？って気持ちになりますね。
さて、ここまで総合すると、
①最高のコンディションのサウナと水風呂があり
②外気浴場まで数秒という神のような動線が整備され、
③外気浴場も広さがあり、
④女性熱波師による手厚いアウフグースが必ず受けられ
⑤ロウリュまで頼めばそのスタッフが最適解でやってくれる
ということを考えるとこの値段は値段以上のものがあります。
書ききれませんでしたがシャンプーやボディーソープ、更衣室の化粧水やドライヤーなども一級品を揃えており、こういうところでも抜かりはありません。
あと時間帯によっては何とこれらのサービスを自分一人で受けられることが可能、というラッキーがあり得る点も素晴らしいです。予約サイトを見ると大体どの時間帯もいっぱいということはなく空きはそれなりにあるので当日予約が可能で行きたい日時に行きやすい、という点も評価が高いです。というか潰れてほしくないからもうちょっと人気は出てくれ、という思いでこの記事を書いてみました。
２．コンカフェとしての評価
今回体験してみてわかったのはコンカフェというのは自分の推しとなる人を見つけてからが本番かなと感じました。
ちなみにこのコンカフェはサウナとセットにするとかなりお得になります。まあ好きなコンカフェキャストが見つかったらそれだけのために通うのも全然アリですが・・（コンカフェのみの利用も可能です）。飲み放題のメニューはソフトドリンクだけじゃなくビールも含んだアルコール類も入ってるのはポイントが高いですね。ただしオロポは別料金な点は注意が必要です。まああれ作るのちょっとめんどいし材料費そこそこかかるからな。
キャストに飲み物をおごったりチェキを取ったり、テキーラ観覧車やシャンパンなどを入れることも可能です。シャンパンとか入れたらキャストによる狙い撃ちとか全員集合とかかかったりするのだろうか・・(多分違う)
誰かやってみてほしい。
しかしこれも考えようによっては、サウナ後の一杯を一杯どころか心行くまで楽しんだりできるのでちょっと嬉しいサービスだったりします。
そしてぼっちサウナーの我にとっては、スタッフの人とサウナの話をしたりとかができるのが嬉しかったですね。何かいいサウナ入った後って誰かとその気持ちを共有したり、そこまで行かなくてもサウナの話をして盛り上がったりしたいじゃないですか。でも働いてるサウナ施設の人捕まえてそういうことするわけにはいかないですし、ただここなら有料とはいえそういうことができるので唯一無二のベネフィットがあるような気がします。あと何か調べたら唯一むにさんというスタッフがいるようですね（すごいネームだ）。
コンカフェとしての正当な評価ではないかもしれませんが、（ドリンクをプレゼントすれば）異性と堂々とサウナトークすることもできる、と思うとこんなすごいところある？？って感じましたね。
３．まとめ
ここはサウナ×コンカフェという悪魔合体をしたキワモノサウナかと思いきやサウナ設備やサービスがガチなギャップ萌え的なところがある最高の施設でした。
ちなみに注意点や人によってはマイナスポイントとなりうる点として、
・水着着用で外気浴にはTシャツ着用が必須（どちらも貸出てくれます）
・最寄り駅は秋葉原ではなく末広町
・外気浴中、通行人の話し声やコンカフェからの話し声がまあまあ聞こえる
・個室サウナではない
という点には注意が必要です。あとセルフロウリュができない点は覚えておきましょう。
とはいえサウナイキタイでも好意的な評価が多く、無法地帯のGoogleレビューでも結構良い評価を得ているのはここのサウナが良い証拠。
他の時間帯や別のスタッフの方のアウフグースも受けてみたいと思います。
このサウナ、個人的にはもっと評価されてくれという気持ちがあったので書いてみました。気になる人は一度行ってたしかみてみろ！
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