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GP直前!パイオニアオススメデッキ4選

こんにちは、みねすとです

今週は一か月後に行われるGP名古屋(今の言い方だとプレイヤーズコンベンションオープン 2022らしいですが、おっさんは新しい名称が苦手なので本記事はGPで統一させていただきます)、皆さん楽しみですね。

本選はパイオニアで行われ、他にもEWヴィンテージ、EWレガシーなどオジ向けのイベントもあり、3年ぶりのGPは大いに盛り上がることでしょう。

しかし、皆さんはパイオニアのデッキは決まりましたか?

今回の記事では個人的にオススメなパイオニアデッキを4つ紹介します。
緑単やラクドス、フェニックス、アブザンパルへリオンは今更語ることないのでそれ以外から選別しました。比較的最近デッキになったアーキタイプや強化されたデッキなどを中心に見ていきます。

グルール機体

対ラクドス:◎
対緑単:◎
対アブザンパルへリオン:×
対フェニックス:‐
対コントロール:×
対アグロ:◎

アグロ型のミッドレンジですが、このデッキの特筆すべき点はアグロ~ミッドレンジ域のデッキに対してかなりの強さを誇る点です。
団結のドミナリアで《カープルーザンの森》が収録されたことでアンタプインの初動赤マナが16、初動緑マナが16と安定しました。8枚のマナクリで3マナへジャンプし、《砕骨の巨人》《恋煩いの野獣》といったスペックの高い出来事クリーチャーを主軸に序盤を支え、《エシカの戦車》《領事の旗艦、スカイソブリン》で蓋をする王道のビートダウンと言えます。

機体の除去のしずらさがこのデッキがラクドスに対して強い所以であります。横並びと飛行クロックが《致命的な一押し》《ヴェールのリリアナ》を嘲笑う様はミッドレンジ側からは悪夢です。

この構築はメインに《アクロス戦争》が4取られているのが特徴です。

The Akroan War / アクロス戦争 (3)(赤)
エンチャント — 英雄譚(Saga)
(この英雄譚(Saga)が出た際とあなたのドロー・ステップの後に、伝承(lore)カウンターを1個加える。IIIの後に、生け贄に捧げる。)
I ― クリーチャー1体を対象とする。アクロス戦争が戦場に残り続けているかぎり、それのコントロールを得る。
II ― あなたの次のターンまで、各戦闘で、対戦相手がコントロールしているクリーチャーは可能なら攻撃する。
III ― タップ状態の各クリーチャーはそれぞれ、自身にそれのパワーに等しい点数のダメージを与える。

1章でクロックを奪い、返しに備えてブロッカーに出したクロックは2章でマストアタックを強いられ、疑似的な除去とし、打点が高いクロックはチャンプした後に3章でのダメージソースとして利用する、対アグロに一転攻勢を仕掛ける良カードです。

しかし、除去が弱い為アブザンパルへリオンのようなクリーチャーが絡んだ高速コンボには弱いです。《黙示録、シェオルドレッド》には複数枚使ってでしか触れません。緑単ほどではないですが、マナフラッドやマナスクリューを受けることはできません。まっすぐなビートダウンの宿命です。しかしそこを乗り越えられれば、圧倒的な暴力で対戦相手を踏みつぶしていくでしょう。

5cエニグマ

対ラクドス:◎
対緑単:‐
対アブザンパルへリオン:‐
対フェニックス:◎
対コントロール:〇
対アグロ:‐

Enigmatic Incarnation / 奇怪な具現 (2)(緑)(青)
エンチャント
あなたの終了ステップの開始時に、あなたは他のエンチャント1つを生け贄に捧げてもよい。そうしたなら、あなたのライブラリーからマナ総量がその生け贄に捧げられたエンチャントのマナ総量に1を足した値に等しいクリーチャー・カード1枚を探し、戦場に出し、その後ライブラリーを切り直す。

いろいろ書いてありますがつまり
2マナのエンチャント→3マナのクリーチャー
4マナのエンチャント→5マナのクリーチャー
とエンチャントをクリーチャーに変換するエンチャントです。
出た時に仕事が終わる軽量エンチャントを相手に効果的なクリーチャーに変換して戦うシルバーバレット型ボードコントロールデッキでしたが、《力戦の束縛》が登場したことにより7マナのクリーチャーへのアクセスが可能になりました。
なので《裏切りの工作員》で相手のカードを奪い、《空を放浪するもの、ヨーリオン》でもう一回ってすればもうリアルファイト不可避です。アメリカとかでやったら銃抜かれます。ですがここは法治国家日本。安心して相手のカードを根こそぎ奪ってやりましょう。勝利は目前です。

しかし、5cのトライオームマシマシデッキなので序盤は壊滅的に弱いです。土地が4まで延びなければ基本負けます。環境のスピード次第では耐えるかもしれませんがアグロに当たった時はつらい戦いになるのを覚悟しておいてください。
ですがミッドレンジ以降重いデッキにはアドをとり、最適なクリーチャーで妨害し、大型で締めるといった横綱相撲なゲームが展開できます。

メタを読み、採用するクリーチャーにプレイヤーのセンスが出るデッキですので、拡張性もオリジナリティもある良デッキですので是非お試しください。

バントスピリット

対ラクドス:〇
対緑単:◎
対アブザンパルへリオン:〇
対フェニックス:×
対コントロール:◎
対アグロ:‐

構えてエンドにクロック出して飛行でどついてを繰り返す、クロックパーミッションに見えて実はただの脳筋ゴリラデッキ。私が個人的にスピリットが大嫌いなので紹介するか悩みましたがしないわけにはいかないよなぁ……というわけで

《アダーカー荒原》のお陰でマナベースは多少マシになり、青単の細さを卒業し、リスクを覚悟して三色にしてまで取りたかった部族最強カード《集合した中隊》。不利な所もぶっちゃけこれが二発通れば勝ちます。

自分と同じ速度のデッキから打たれる除去、つまり赤系のアグロデッキが苦手。あとリソース尽きずに除去連打してきて飛行ブロッカー立ててくるフェニックスにもかなり不利。《集合した中隊》引けないと実はラクドスにも不利です。

ですがそれら全ては《集合した中隊》を引けない奴の戯言。引いたら勝つなら引けばいい。それだけです。

打ち消しに除去にタッパーに飛行戦力と実は緑単とアブザンパルへリオンが苦手な要素が詰まっているので、コンボが多そうだなと思ったそこのあなたにお勧めです。
俺の対面には来ないでください。
スピリット使っているやつが引いたカード順番に投げてるだけなのにやり切った感を出してくるのが本当に嫌いなんです。
そういうやつに限ってサイドはわざと見せながら戻すし、感想戦求めてくる傾向にあるのがなおさら嫌いです。(あくまで私個人の意見です。スピリットデッキを誹謗中傷しているわけではないのであしからず

ラクドスサクリファイスtコルヴォルド

対ラクドス:◎
対緑単:〇
対アブザンパルへリオン:‐
対フェニックス:‐
対コントロール:〇
対アグロ:◎

個人的一押しデッキです。《大釜の使い魔》《魔女のかまど》の猫かまどコンボに《波乱の悪魔》を添えると一気に盤面を破壊しつくし、除去が薄いデッキはそれだけで勝ってしまいます。《命取りの論争》《不運な目撃者》《鏡割りの寓話》でリソースゲームもできます。

そして最強パワーカードの《フェイに呪われた王、コルヴォルド》

Korvold, Fae-Cursed King / フェイに呪われた王、コルヴォルド (2)(黒)(赤)(緑)
伝説のクリーチャー — ドラゴン(Dragon) 貴族(Noble)
飛行
フェイに呪われた王、コルヴォルドが戦場に出るか攻撃するたび、他のパーマネント1つを生け贄に捧げる。
あなたがパーマネント1つを生け贄に捧げるたび、フェイに呪われた王、コルヴォルドの上に+1/+1カウンターを1個置き、カードを1枚引く。
4/4

そもそもブロール用に刷られたカードで、生きて帰ってきたらほぼ勝つスペックです。
鏡花水月だけでも強いのに、普通に霊圧でごり押してくる愛染のようなカードです。
皆さんも黒棺や五竜点滅は使った方がいいですよ。

しかし、デッキがシナジーデッキであり、ちぐはぐなハンドを配られると劣化ラクドスとして戦わなければいけない点が若干ネックではあります。流りすぎると《碑出告が全てを貪る》や《一時的封鎖》のようなかなりキツイ対策カードも存在するため、注意が必要です。

以上4つが今自分が注目しているデッキになります。
皆さんのパイオニアの助けになれば幸いです。

この記事が良かったと思った方、投げ銭してやってもいいと思った方は是非記事の購入の方をよろしくお願いします。(有料部分には何も記載されていませんので、ご注意ください)

ではまた次回で。
ありがとうございました。

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