ビジョナリーカンパニーZEROを読んで

20220307 （mon） P68まで読了

新しい発見
・なぜやるか？何をやるか？ではなく、誰がやるか？が最も大切
→やり遂げたことはその瞬間の達成感にすぎない。誰がやるか？チームのメンバーと一緒に働いていくことは長く続く。長く行う仕事の中で一緒に達成感を感じていく。その方が良い
・著名な起業家は天才だから成功したわけではなく、成長したから成功した
→今日結果を出しているとされる起業家も元々チームを率いることが得意だったわけではなく、そのほとんどが学んで実践することで成長している
・常に採用する人を探しているべき【幸運な出会い】
→ただカフェにいった時に接客してくれるスタッフや周りの席にいる人などにも耳を傾けてみる。興味を持ってみる。
・経験や実績がすごい人よりも文化に合うか？人として器が大きいか？をみて判断するべき
→経験や実績は学んで積んでいけばいいが、人間性は中々変わらない。極端に会社とずれるような人間性の人は採用するべきではない。
・ユニットリーダーとして大きな成果を上げた人を昇進させるべき
→ミニバスが大きいバスになるだけでやることは変わらない。成果を出すということはチームから信頼されているという証拠。この人のためになら頑張ってもいいと思わせられているということ
・自分のキャリアを考えず、部下の成長、チームとしての成長に全身全霊を注ぐ

自分/For youに活かせること
・ユニットリーダーでまず結果を出すことが今のFor youのためになる
・偉人もみな成長して大きくなっている。成長を止めてはならない。
・メンバーから自分を信頼してもらえるようになりたい。そのためにはまず自分がメンバーを信頼する
・メンバーから信頼を受けるにはまず自分が成長する必要がある
・自分のキャリアを重視してしまいそうなタイミングだが、まずは部下、チームの成長に重きを置いて常日頃から仕事を行うようにする

20220320 （sun） P234まで読了

新しい発見
リーダーシップスタイルは7つの大切な要素があるという。
①誠実さ
会社のビジョンを誠実に実践すること。
└個人の存在を超えた大義に奉仕する気持ちで組織を率いる
会社が理想とする文化のロールモデルである必要がある。
②決断力
優柔不断に陥らない。完璧な情報がなくても決断。
冷静な分析と直感の両方を組み合わせる
└枝葉末節を整理する。問題の本質を見極める。細かい内容は捨てる。重要な核を見極め判断。
集団的意思決定がおすすめ。
責任は自分が引き受け、成果はメンバーに
③集中力
優先課題を最小限に絞り、脇目も振らずに専念する。
仕事ではなく、時間を管理せよ。
④人間味
現場型。近づきやすく話しかけやすい存在であれ。
⑤対人スキル
硬軟の使い分けを上手に。
硬：社員におそろしく高い水準を求める
軟：社員の自身を育み、自分自身と自らの能力を肯定できるようあらゆる手を尽くす
フィードバック：ポジティブなフィードバックが重要
ただし、ポジティブだけではなく、高いレベルを要求し、期待に応え、細部への注意を怠らず、必要な時はしっかりしろ！と鼓舞することも大事。
⑥コミュニケーション能力
ビジョンと戦略を誰よりも伝える。
文字にこだわらない。なるべく絵にする。物語を語る。たとえ話。
⑦常に前進する姿勢
勤勉さ。

ビジョン
└コアバリュー/理念
会社指針となる原則と信条の体系/変わることがない
└パーパス
組織が存在する根本的理由
100年にわたって会社の指針となる
└ミッション
大胆で説得力のある野心的目標
5~30年単位で変化する。達成したら再度作る。
↓
戦略：どのように好ましい結果を実現するか？目的達成のための手段。ルート。
↓
戦術
リーダーの一番の責任
会社で明確なビジョンを生み出し、社員と共有してコミットメントへ精神誠意注ぐこと

時代を超えて存続する企業を作りたいのであれば、ビジョンが必要
└IBM、エルエルビーン、HP、ソニー、マクドナルド、J&Jなど
→規模が小さい時からビジョンを掲げ、社員に植え付けている

自分/For youに活かせること
・経営者ではないが、マネジメントレイヤーになっていくことを加味した上で非常に重要な7項目だと感じた。特に対人スキルと社員とのコミュニケーション量が課題と感じていたので、特に対人スキルのフィードバックの部分はメンバーマネジメントにもすぐ活かせるところ。意識していきたい。
・ビジョン
コアバリュー/パーパス/ミッションの話については新規事業を行う上でも考えなくてはいけないポイント。なぜやりたいのか？をきちんと明確にしたい。
自分もチームも社会的意義がパワーに寄与することは間違いないので、そこをきちんと考えたい。明太子と喋るブランド