mineno

「やってごらんよ」のようなおすすめを意味する福井弁の「やってみね」「やってみねの」の語尾をもじっています。

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「やってごらんよ」のようなおすすめを意味する福井弁の「やってみね」「やってみねの」の語尾をもじっています。

最近の記事

「イスで仕事する」ということ

イスここ10年ほど、仕事をするうえで意識していることがある。 というか、自分は無自覚にそのようにしていて、人から言われて振り返って、めちゃくちゃ意識してやってたな!と気づいた。 それが「イスで仕事する」ということ。 物理的なイスではない。 会社や部署のミッションとか、仕事上の立場とか、役職とか、その役割を全うするにあたり、どのように振る舞い、どのように発言するのがよいかを判断する。判断基準が自分個人の中ではなく「役割」を通したところにある。 役割を演じていた。 語源?

    • 2024年を雑に振り返る

      年末が近づいてくると、本屋さんに手帳コーナーができて、ついつい今年の目標を振り返ったり、次の目標を考えたりしてしまう。 今年は大きく生活が変わった年だったので、かなりフライングだけど、軽く振り返ってみる。 2024年はこんな年16年勤めた会社を6月末をもって退職し、フリーランスになりました。 6月いっぱいは有給消化してのんびりふらふらして、7月から新たなお仕事を始めています。 減ったもの収入 勤務時間:172~200h→80~100h 車の走行距離 通勤時間 Vo

      • エンジニアには女性が少ないらしい

        多様性とかジェンダーとかがメディアで展開される中で、IT界隈でも女性のエンジニアが少ないことがどうとかの話を聞いたり、活動をお見かけすることがある。 ・・・んだけど、 申し訳ないんだけど自分はIT業界で性別で困ったことはなくて、ちょこっと違和感を持った。正直、「ITとかエンジニア」じゃない方が苦労したので、IT界隈そんな警戒しなくても怖くないよって思っている。 「若造」を覆したかった20代一番初めに苦労したのは、2003年くらい、黎明期のケータイ通販のベンチャーで働いていた

        • 好きなもので、好きな場所つくる夢

          1.本子どもの頃は本の虫で、中高の時は勉強もせずせっせと本を読んでいた。 今でもデジタルで読むより物理本が好きで、なるべく本屋さんで実物を確認してから買いたい。 だがしかし 福井だと技術書や専門書が充実している本屋さんというのがなかなかない。 勢い余って、仕事で東京出張したあと自腹でもう1泊して、半日使って三省堂本店全フロアなめるように見て、買った本全部送ってもらう(たくさん買ったので送料無料)ということをしたりした。 本屋さんでも、図書館でも、背表紙をザッピングしてい

          雨漏りは、家から一歩も出ずには、直せない

          徳島県神山町の大南信也さんの 「偶発性をデザインする」〜人口5000人の徳島県神山町はなぜ進化し続けるのか〜 という講演会に行った。 ストレートな感想は昨日の note 「高専を作った話を聞きに行ったら30年前の話から始まった」に書かせていただいた。 今日は、この講演会で感じた別サイドの感想。 雨漏りは、家から一歩も出ずには、直せない結論から述べると、福井を変えるような人材は、福井の外にいたり、福井を外から見たことがあったり、福井と福井以外の差を実際に体験している人であろう

          雨漏りは、家から一歩も出ずには、直せない

          高専を作った話を聞きに行ったら30年前の話から始まった

          徳島県神山町の大南信也さんの 「偶発性をデザインする」〜人口5000人の徳島県神山町はなぜ進化し続けるのか〜 という講演会に行った。 内容としてはかなり衝撃を受けたので、今回は1000文字に限らず書き残したい。 長くて、文字だらけで、多くの人は読みたがらないだろうけど、まあいい。 序章:神山まるごと高専とは徳島県神山町と言えば、昨年からニュースに取り上げられている、「神山まるごと高専」という高専が新規開校したところである。知らない方はまずこの高専を知っていただきたい。 可

          高専を作った話を聞きに行ったら30年前の話から始まった

          子どもが子どもらしくのびのびとして、かつ、程よく現実的で生活できそうな職業を夢に持つことの難易度

          「将来の夢って聞かれても、AIに奪われる仕事とかテレビでもネットでもそんなことばっかり言わてて。じゃあ大人になるまである職業とかある?って思ったら、夢とか考えられない」 とある中学1年生がこぼしたつぶやき。 大人としてどう返したものか、考えてしまっている。 いくつかある観点のうち1つを、今回は書いてみる。 ※なお、今回は1000文字で収まってない 「将来の夢ランキング」にケチつけたことない?いつだか、小学生男子の将来の夢ランキングに「YouTuber」が入った時、そんな職

          子どもが子どもらしくのびのびとして、かつ、程よく現実的で生活できそうな職業を夢に持つことの難易度

          やりたいこと100個リスト永遠に未完説

          結論として、未完でもえーやん、て話を1000文字でします。 やりたいことリスト100やりたいことリストを作って、100個、大きいのも、ささやかなのも書いていこう、的なやつをやっている人を見たのが、もう10年くらい前かな。 時々、書き出すのだけど、絶対に100個も出ない。 しまいにはやりたいことリストに「やりたいこと100個出す」と書いてしまいそうで。 いま、手元にあるリストも、数えてみたら42個。 もっと書ける?いや、これ以上はやりたいことをでっちあげる領域になってしまう

          やりたいこと100個リスト永遠に未完説

          君が教えてくれた夢 私までドキドキした

          タイトルは 福井伝統工芸アイドル「さくらいと」の 6th Song『勇気の花』からいただきました。 歌詞全体はこちら ↓ から。 2024年4月28日、福井伝統工芸アイドル「さくらいと」は、コンサート会場として人気が高い(完全に丸いので音響がいいらしい)というサンドーム福井でワンマンコンサートを行い、さくらいとの夢の1つが叶ったのを見ることができました。 約2年、なまあたたかく見守ってきた感想を1000文字で書きます。 出会いは2年前「サンドームでの単独コンサート開催を目

          君が教えてくれた夢 私までドキドキした

          人の話を聞いているとき 脳内に絵が見えません?

          結論:傾聴が苦手です自分なりに構造化して、意見を考えながら聞いてしまうから。 傾聴を知ったのは七つの習慣の研修を受けたときでした。 第5の習慣「まず理解に徹し、そして理解される」の中で出てきます。 自分なりに解釈するのではなく、まずそのままを聞いて受け止める。そのような説明だった記憶があります。 これが、本当に、難しい。 聞いてる時の頭の中こういうのが、見えています。 そのまま聞くと、図にならない。 図にならないと、理解できない。 理解しようとすると、図にすることにな

          人の話を聞いているとき 脳内に絵が見えません?

          ちょっと違うけどゲームできたからOK

          もうすぐひなまつりですね。 IchigoJamでひなまつりに関係するようなゲームつくろうかなーと思っていたら、なんと、ひまなつりのゲームができました。 IcigoJam Web が開きます ↓ あそびかたリンクを飛びます キーボードの「F5」キーを押してゲームスタート 釣り糸(のつもり)の下に出てくるアルファベットを打って、つりあげてください 10文字つりあげたら終了 スマホやタブレットの人は、サイト上のソフトウェアキーボードを使ってください。 途中でやめたい場

          ちょっと違うけどゲームできたからOK

          わたしがプログラミング教室をする理由

          1000文字チャレンジ2回目。 これまで何度か試みて挫折したテーマを書いてみる。 数年前から、副業としてこども向けにプログラミングを教えている。 これがまあ、清々しいほど儲かりません。 これは「継続する技術」「集中」といったアプリを作成しているbondavi株式会社のサイトで知ってから大好きなことばです。 ではなぜやっているかというと、今度は十二国記シリーズ「図南の翼」から珠晶(しゅしょう)のセリフを引用させていただきたい。 福井は田舎だ。 インターネットの普及により地

          わたしがプログラミング教室をする理由

          1000文字チャレンジ

          そういえば、大学受験で小論文を書く練習をした。 文字数指定は1000文字が多かったと記憶している。 おかげで、つらつらと考えながら書きつくれば自然と1000文字でまとめられるようになった。 実際、わたしの進路を決めたのは1000文字(詰め原稿用紙)の小論文だった。 今では本当に書くのが億劫になってしまって。 正しく、詳しく書こうとすればするほど内容は混乱して、文脈は意味不明になり、長く長く、くどくなる。 だからこそ、改めて、1000文字書くチャレンジをしてみようかなと思った

          1000文字チャレンジ

          はじめて簿記というものがわかったかもしれない(仮

          何度となく簿記の勉強を始め、挫折してきましたが、2024年1月、初めて続きそうな教材に出会いました。 この記事はPRでもステマでも何でもなくて、ただの個人の感想です。 結論から言いますが、その教材は「CPAラーニング」と言い、日商簿記の公式サイトのバナーで知りました。なんと完全無料です。 疑うから迷子になる簿記3級の勉強を始めるたびに立ちはだかる壁、それが「仕訳」と「転記」、そして右と左。 今や仕訳は経理システムに登録すれば済み、手で転記することもなく、データは常に最新化さ

          はじめて簿記というものがわかったかもしれない(仮

          数字でふりかえる2023年

          2023年もあと少し。 今年何があったかな、と考えると10月以降のことしか思い出せないので、数字で振り返る2023年をしてみます。 2023年は、 120日の所定休日、 14日の有給休暇、 15日の半日有給&半日勤務、 216日をフルタイム勤務、 という本業の働き方でした。 PCN武生の活動では、 担当している教室(公民館、小学校)合計28回、 スポット教室やサポートでの参加9回+α、 イベントでの講師や運営5回、 カニロボ教室3回+自分も大会参加 を行いました。 本業

          数字でふりかえる2023年

          周りの人が3割マシで素敵に見える日が周期的にくる謎

          わたしは惚れっぽい。 ある程度相手を知ったら、「わー、この人こういうところすごい」と思う。 それが一定量たまると、もうなんか惚れ惚れしてしまって。 好きだなーってなる。 驚くほど単純で純粋だ。 逆に考えると、この意味での「好き」の閾値は(恋して告白するような「好き」に比べ)かなり低い。 好きの大安売り。 たぶんこのルーツを辿ると、中学から高校の時に始めた思考によるもので、わたしは人や物事を『キライ』という言葉で扱うのを避けてきた。 多感な時期、周りの子たちがとても簡単に、軽

          周りの人が3割マシで素敵に見える日が周期的にくる謎