ゆるゆるホワイト企業で働いて適応障害になった記録
ホワイト企業で働きたいですか?はい、私はホワイト企業でしか働きたくないという強い意志があります。
しかしながら、私には超超超ホワイト企業で病んで鬱一歩手前の適応障害と診断された過去があります。
毎年たくさんの有給とフルフレックスで完全裁量性の自由な環境で、リモートで働いても何も文句を言われない。周りの人も優しいし、そのほかの手当も充実している。
なのになんで?
と色々な人に聞かれました。今までこれらの疑問に答えようとすると、なかなか難しく、変に会社の悪口に聞こえるような気がしていました。
そんな中ふとおすすめに出てきたこちらの動画を見てとてもスッキリしました。
(DeNA出身の坂井風太さん、内容もわかりやすくて素晴らしいが、それ以上に喋りが上手くて聞きやすい、すごすぎる。。)
坂井さんの話をもとに考えたところ、私が病んだ理由はそのホワイト企業ではキャリア安全性が非常に低い環境だったからです。
(補足すると、単に周りの環境が悪かっただけではなく、私が周りをその様に認識してしまったことも原因の一つだったと考えています。)
まず、前提として私は成人発達理論でいうLv.2の段階にいました。
私は他人に依存した意思決定を行うロボ型だったのです。上司に言われることは120%でやり遂げましたし、どんな無茶を言われても常に笑顔でこなしました。
そのおかげで物凄い信用は得られたものの、 常に不安感が私を襲っていました。坂井さんの言葉を借りると、"不満はないけど不安はある" という状態だったのです。
私は本当に将来この上司/同僚の様になりたいのだろうか。
この会社で得たスキルはこの会社以外で通用するのか?
働きやすいけど、働きがいが感じられない。
このような不安が私を常に襲っていました。
また、周りの人たちは優秀が故に生存者バイアスが強く、"こうやればいいのに?まあでも好きにやっていいよ、全て自己責任でやるならね。" という雰囲気がありました。
もちろん、面と向かってこう言われたことはありませんが、問題が起こったらその担当の人が全て対処する。といった風潮は実際ありました。自分の担当範囲外は評価されないので、手伝うメリットがないのです。完全裁量性の落とし穴と言えるのではないでしょうか。
ここで私はLv.3にレベルアップするチャンスをことごとく逃します。
自分の軸を持って主体的に行動しよう!
→ 全て自己責任でやってねという雰囲気
→ 失敗して責任取るのが怖い
→ 成果を出さなくても、ロボットになれば給料はもらえる
→ 主体的に行動するのやめよう
→ このままでは将来どうなるのか不安感が募る
このループに陥ってしまい、鬱一歩手前までいってしまったのでした。。
振り返ってみて、主体的に行動しない/できない環境が私の負担になっていたことがわかりました。そして、それができなかった理由は失敗して責任を責められるのが怖かったから。
責任うんぬんは周りの雰囲気やスタンスがあるのでなんとも言えませんが、せめて自分の中でそれを軽減する努力はするべきでした。上司や同僚と腹を割って話すべきだったのでしょう。
うーん。反省。
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