ユーフォ3期12話の感想ツイートまとめ 及び久美子は黒江真由の何を救ったのか


(追記)

タイムライン見てて原作既読の人でモヤモヤしてた人は案外多かったのかなと思った。自分と近い感想を持った人もわりと多いんじゃないだろうか。

大体Twitterで言ってしまったけど、自分は12話の展開に次元を超えた救済のようなものを感じている。
原作を読んだのはもう随分前なので覚えてることは少ないけど、真由に関しては空っぽのような印象を受けていた。
(作者がどう考えているかは置いておくとして)真由は最後のオーディションで手を抜いて、久美子にソリを譲ったんじゃないか。それで彼女の物語は終わってしまったんじゃないかという疑念は消えなかった。

アニメはそこに向き合ってくれたんだと思う。
これがベストメンバーだと言った久美子は、自分のソリと引き換えに、彼女の在り方を肯定してくれた。
真由はそのままでそこに居ていいのだ。自分の信念や音楽に対する気持ちに嘘をつかなくていいのだ。久美子は、それを肯定してくれたんじゃないかなと思う。
だから、真由はあそこで泣くことができたんだと思う。
あの真由の涙は、原作で泣けなかった真由の涙でもあるのだ。
自分はそれが嬉しいと思った。

原作の展開と大きく変える決断は制作側も相当迷っただろう。
でも、その結果、こういう形でのキャラクターの「救済」もあることを見せてくれた。
勿論、戸惑いがある人や反発を感じる人がいるのも仕方ないけど、自分は素晴らしいものを見せてもらったと思っている。
制作陣ブラボー。

(追記の追記)


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