ユーフォ3期12話の感想ツイートまとめ 及び久美子は黒江真由の何を救ったのか
自分は原作読んだとき3回目のオーディションで真由は手を抜いたんじゃないかって疑念が晴れなかったんだよな。今回、疑いようもなくこれを晴らしてくれたという意味で、とても誠実なやり方を取ってくれたな、と思う
— ふじ (@fujiwara_po) June 23, 2024
いや武田先生が誠実じゃないというわけじゃないんだけど、どうしても自分はそう思ってしまったので、アニメはそこに向き合ってくれたのかなって
— ふじ (@fujiwara_po) June 23, 2024
自分は真由のこの顔見れてよかったよ https://t.co/ygWWD1elr4
— ふじ (@fujiwara_po) June 23, 2024
やっぱり原作どっか引っかかってた人多いのかな
— ふじ (@fujiwara_po) June 23, 2024
自分としては、真由は原作ではどこかずっと本気っぽくない気がしてて、これでやっと泣けたんだなぁ、真由を救ってくれてありがとう、という気持ち
— ふじ (@fujiwara_po) June 23, 2024
別に真由推しじゃないんだが
— ふじ (@fujiwara_po) June 23, 2024
あれだ、別に綾波レイ好きじゃないんだけどシンエヴァの最後で綾波の救済があって、あぁ良かったねぇ……と思ったのと近い気持ち(伝わらない)
— ふじ (@fujiwara_po) June 23, 2024
アンチ黒江真由派と黒江真由守護りたい派で世界が割れている
— ふじ (@fujiwara_po) June 24, 2024
久美子は謝ったのに真由は謝らんのって意見みたけど、それは何か違う気がするんよな。真由はソリ譲ろうとしたことが久美子を侮辱してるとは全く思ってなくてそこが黒江真由が黒江真由である所以であってそこで誤っちゃったら黒江真由じゃなくなっちゃう気がする(多分そこが嫌われてる)
— ふじ (@fujiwara_po) June 24, 2024
それじゃ真由の成長がないじゃん言われるとまぁそうなんだけど、多分ユーフォアニメが描こうとしてるのは久美子の成長なので……
— ふじ (@fujiwara_po) June 24, 2024
超どうでもいいけど黒江真由が女性から嫌われてて男性から好かれてるとしたら生々しくてすごく嫌だなぁ
— ふじ (@fujiwara_po) June 24, 2024
乳がでかいからか???乳がでかければなんでもいいんか????
— ふじ (@fujiwara_po) June 24, 2024
私は黒江真由の人の気持ちが分からなくて無自覚に人を苛つかせること言って自分で分かってないからなかなか成長しなさそうなとこ好きですよ
— ふじ (@fujiwara_po) June 24, 2024
原作では曖昧なままだった真由の気持ちをアニメは掬ってくれたんだと思ってる。それは真由が勝ってああなるという形でしかできなかったんだと思うんだよな。つらいけど
— ふじ (@fujiwara_po) June 24, 2024
原作では多分、真由はつらいままなんよ。それをアニメは別次元で救ってくれたというのかな。なんか言い方わからんけど自分としてはそんな感じ
— ふじ (@fujiwara_po) June 24, 2024
これな、黒江真由が好きとか嫌いとかはどうでもよくてな、原作で真由がオーディションでどこまで本気だったのかどうか心情はどうだったのかいまいち分からなかったモヤモヤがあって、それがあの涙によって回収された5年越しの驚きがあるんだよ https://t.co/hbPU3VpAlb
— ふじ (@fujiwara_po) June 24, 2024
あの!!(何考えてるか分かんねえ最後のオーディションも手を抜いて久美子にソリ譲ったかもしれなかった)黒江真由が!!泣いたんだぞ!!
— ふじ (@fujiwara_po) June 24, 2024
というのがある
あの(真由が決して得意じゃなかった)久美子が!!自分を犠牲にしても真由を讃えたんだぞ!!
— ふじ (@fujiwara_po) June 24, 2024
というのもある
久美子が救ってくれたのは、アニメのあの真由だけじゃなくて、5年前の原作の真由でもあるのよ。それが自分は嬉しい
— ふじ (@fujiwara_po) June 24, 2024
(追記)
タイムライン見てて原作既読の人でモヤモヤしてた人は案外多かったのかなと思った。自分と近い感想を持った人もわりと多いんじゃないだろうか。
大体Twitterで言ってしまったけど、自分は12話の展開に次元を超えた救済のようなものを感じている。
原作を読んだのはもう随分前なので覚えてることは少ないけど、真由に関しては空っぽのような印象を受けていた。
(作者がどう考えているかは置いておくとして)真由は最後のオーディションで手を抜いて、久美子にソリを譲ったんじゃないか。それで彼女の物語は終わってしまったんじゃないかという疑念は消えなかった。
アニメはそこに向き合ってくれたんだと思う。
これがベストメンバーだと言った久美子は、自分のソリと引き換えに、彼女の在り方を肯定してくれた。
真由はそのままでそこに居ていいのだ。自分の信念や音楽に対する気持ちに嘘をつかなくていいのだ。久美子は、それを肯定してくれたんじゃないかなと思う。
だから、真由はあそこで泣くことができたんだと思う。
あの真由の涙は、原作で泣けなかった真由の涙でもあるのだ。
自分はそれが嬉しいと思った。
原作の展開と大きく変える決断は制作側も相当迷っただろう。
でも、その結果、こういう形でのキャラクターの「救済」もあることを見せてくれた。
勿論、戸惑いがある人や反発を感じる人がいるのも仕方ないけど、自分は素晴らしいものを見せてもらったと思っている。
制作陣ブラボー。
(追記の追記)
なんか言いたいことを言い切れてない気がするのでもうちょっと言語化したい https://t.co/TAAoQSenYB
— ふじ (@fujiwara_po) June 26, 2024
なぜ黒江真由の救済ということに拘るのか。それは、黒江真由の救済というのは、「すべての空虚な人間の救済」だから、じゃないかなぁなどと思ったり思わなかったり(弱くなってく語尾)
— ふじ (@fujiwara_po) June 26, 2024
自分の感想は、あくまで原作ありきの感想なんだけど、記事でも書いた通り黒江真由は空っぽな人間なんだと思うんですよ。彼女は『特別』であることにこだわらない。ソリもいらない。みんなで楽しく吹ければいい。それは、『特別』であることにこだわってきたこの作品へのカウンターじゃなかっただろうか
— ふじ (@fujiwara_po) June 26, 2024
それは、「人は『特別』じゃなきゃいけませんか?」という一つの問いなんじゃないか。そもそも、人間のほとんどは麗奈のような『特別』であることができないことがほとんどなんですよ。それでも、なりたかった自分を諦めて別の何かになることで折り合いをつけていく(別の『特別』を見つけていく?)
— ふじ (@fujiwara_po) June 26, 2024
麗奈や久美子のなりたい(なりたかった)『特別』は、ある意味で呪いのようなものだ。他の人にはない、自分だけの輝きがほしい。そうでなければ自分のアイデンティティが失われるような気がする。世の中が発する「個性的であれ」「自分自身が主人公であれ」というようなメッセージは、
— ふじ (@fujiwara_po) June 26, 2024
そういう強迫観念を与える。それに捕らえられたら、自分が何か輝いていなければ価値がないような気さえしてくる。これは、麗奈のような才能のある人には邁進力になるかもしれないが、そうでない人にはちょっとしんどい。
— ふじ (@fujiwara_po) June 26, 2024
黒江真由というキャラクターは、そんな『特別』であらなければならないという圧力に問いを突きつける。「『特別』にならなきゃダメ?楽しいだけじゃダメ?」麗奈や久美子のような『特別』になりたい人間にとっては、真由のような人間は異質に見える
— ふじ (@fujiwara_po) June 26, 2024
黒江真由は空虚な人間である。黒江真由は『特別』をほしがらない。そもそもほしいものがそんなにない。彼女がほしかったのは居場所じゃないか。そして、音楽にそれを求めた。
— ふじ (@fujiwara_po) June 26, 2024
真由にとって皮肉だったのは、それでも音楽的な能力が高くあってしまったところ(それは全国金の高校にいたからなのか、もともとの才能なのかは分からない)。
— ふじ (@fujiwara_po) June 26, 2024
黒江真由はちょっと寂しい人間だ。みんなでわいわいしてる写真を撮るのは好きだけど自分は写りたがらない。それは、彼女の居場所のなさの象徴じゃないか。真由は、自分の根っこを植えられる場所をほしがっている。親が転勤族の真由にとって、一時的にでもそうさせてくれるのが音楽だったんじゃないか
— ふじ (@fujiwara_po) June 26, 2024
黒江真由には自分があまりない。自分が出来上がる前に環境が変わってしまうことが多かったからかもしれない。だから自分を主張する前に、誰かが自分のせいで傷つくことを恐れている。
— ふじ (@fujiwara_po) June 26, 2024
何が言いたいか。黒江真由がほしかったのは、「あなたはそのままでここにいていいよ。そのままで価値があるよ」と言ってくれる場所だったんじゃないか。久美子が結果的にしたことは、それを作ってやることだった。ソリと引き換えに。多分(語尾弱)
— ふじ (@fujiwara_po) June 26, 2024
久美子の傷によって真由は救われたんですよ。久美子の痛みが彼女の空虚を埋めたんですよ。真由が救われるためには、誰かが傷つくしかなかった。それくらい、彼女の空虚は深かった。それでも、久美子は受け入れた。傷ついた上で受け入れた。それが真由を救ったんだと思う。多分(語尾弱)
— ふじ (@fujiwara_po) June 26, 2024
何言いたいんだか分からなくなってきたな。とにかく、真由が救われることによって多くの真由のような人は救われたんじゃないかな。『特別』になりたくない人、空虚な人、自分を殺すことでしか生きて来られなかった人
— ふじ (@fujiwara_po) June 26, 2024
多分(語尾弱)
— ふじ (@fujiwara_po) June 26, 2024
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