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番外編:入院前にしておいたこと2つ 入院日記♯11

高額療養費の手続きなど、入院前には書類を用意することが多い。それとは別に、準備に時間がかかることと、私的にしておいたほうがいいと思うことを書いておこう。

・病院通い
・郵便を止める

歯科治療/あるひとは水虫治療 手術を決めたらできるだけ早くいくこと。

手術の日程を決める際、先生から、「人工関節の手術は感染症が怖いので、虫歯や水虫があったら治療しておいてください」と言われる。
なんでも、術中(は細心の注意を払っているので確率はとても低い)や術後に、虫歯菌や水虫菌が体に入ってしまった場合、通常なら抗生物質で対処できるのだが、骨には血管が通ってないので、抗生物質が効かないのだそうだ。

手術中に全身麻酔が効いているとき、自発呼吸ができないので、気管挿管が必要だ。その際にもリスクがあるらしい。

これは怖い。そういえば1年位前に奥歯の詰め物が外れた際に、歯医者の予約がすぐに入らなかったので放置したままの歯があるぞ。

入院するための病院通いが始まる。
まずは医者探し。
以前通っていた人気の歯科に電話をしたところ、「次の予約は2週間後でないと入りません。その治療の後、さらに2週間後でないと予約が取れません。GWがあるからそのあとですね。」
ああ、これは無理だ。6週間後の入院日に間に合わない。

評判のよさそうな歯科を探しては手当たり次第に電話。入院前までに詰め物を戻し、虫歯があったら治療したい旨を話したが、「優先的にはできません」というところが多い。

昔、父が通っていた(遺品整理していたら診察券が出てきた)歯科に電話。先生がおじいちゃんだったので、優先順位が低かった。
「そういうことならいいですよ。いつ来られますか? 今日なら〇時なら大丈夫ですが」。
20分後ではないか。「はい、はい、もう、すぐ行きます!!!」。
というわけで、GWまで週2日で治療、GW後は週1で念入りに歯のクリーニングをしていただいた。入院前週の金曜日に万全を期して最後のクリーニング。「いってらっしゃい、気を付けて」で見送っていただいた。

水虫に関しては、皮膚科の先生が視診で入念にチェック。心配ないですよとのことだったので通院はなし。

ちなみに両方、入院までに完治とならなくても手術できないわけではないそうだが、入院日が決まっていなくても手術するつもりなら治療を進めておいたほうがよさそうだ。


郵便を止める

新聞はとっていないのでいいとして、留守中に郵便受けに郵便が溢れることは防犯の観点からも避けたい。受け取ってくれる家族がいればいいけれど一人住まいだし、近くの親せきや友人宅に転送することは手続き上できないとのこと。

できることは2択。

病院あてに転送する(転居届を出す)か、不在届を出す。
病院あてに頻繁にDMが届くのも申し訳ないので、ここは不在届を出すことに。
郵便局備え付けの用紙に期間と必要事項を記入し、窓口に提出。身分証明書を提示して、住所の確認後受理されれば、最長30日間郵便局に留め置かれる。期間後の平日にまとめて配達される仕組み。期間途中で在宅となれば、その時点で配達される。
https://www.post.japanpost.jp/question/115.html

窓口に行かないと手続きできないのは不便だが、手続き自体はあっさり5分で終了。受理された数日後に、自宅宛てに確認の封書が来ていた。入院期間がわかっていれば事前に申請できるので、確認票が来てから入院するのがよさそう。

30日を超える場合の設定はないということなので、長期入院の方は外出許可を取った際に立ち寄ったり、代わりの人にいったん受け取ってもらった上で再度不在届を提出ということになるかも(郵便局とご相談ください)。

明日に続きます。


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